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Daily UIをコツコツやってみた(6年目デザイナー編)
2021年も家にいる時間が長かったので、Daily UIをやっていた。
今日はその振り返りと学びを書いていく。(2021年中に記事を書こうと思ったらこんなにギリギリになってしまった><)
Daily UIとは100日間、毎日お題に沿ってUIを作成するというチャレンジのことだ。Daily UIのサイトにメールアドレスを登録すると、毎日1つお題が送られてくる。
毎日こつこつUIデザインの実践練習ができるので、デザイナーを志している人が取り組んでいることが多い。
今回、Daily UIを若手の時に通ってきていない引け目を解消するために、おうち時間でやってみることにした。
Daily UIを100日間続けるのは手強い
まずDaily UIを3日くらいやってみて、「これは、100日続かないな…」と思った。
理由は送られてくるお題の抽象度が高く、自分で一から十まで要件を考えないといけないからだ。
(こんな感じでお題が送られてくる。めちゃくちゃ抽象的。)
・どういうサービスなのか
・画面遷移があるのか
・ユーザペルソナはどうなっているか
・ロゴはどんなのがいいのか
・競合はどんなUIになっているか
などなどなど…
考え始めると、こだわりすぎて時間がいくらあっても足りなくなる。
完了させるコツ①Daily UIで達成したい目標を最初に考える
最初にDaily UIで達成したい目標を決めておかないと三日坊主で終わってしまうので、
・普段業務で使わないFigmaに慣れる
(業務ではSketchを使っているのでFigmaを使う機会が欲しかった)
・だいたい30分でUIを形にする
を目標にしてやっていくことにした。
せっかくやるのだからと目標を欲張ってしまうと後々つらくなってしまうので、最低限達成できたらいい目標を設定することがDaily UIを作り切るカギだと思う。
完了させるコツ②完璧主義を捨てる
100日間お題が送られ続けるが、仕事が忙しい日や体調が悪い日はスキップするのをOKという風に決めた。
毎日続けるという縛りを捨てることで、続けられないことの罪悪感を産まないようにした。
色彩検定の勉強期間を途中で挟んだり、残業が多いシーズンがあったのでこのルールにしてよかったと思う。
その結果、最短で100日間で終わるDaily UIを、ずるずる7ヶ月くらいかけて、なんとか終わらせることができた。
Daily UIをやってみて得られたこと
UIデザインの初心者でなくても、Daily UIを通して得られることが多かったと思う。有り余るおうち時間にやってよかった。
得られたこと①UIデザインの得意・不得意がわかる
やっぱり作り慣れていないテーマは時間がかかる。
普段はメディア系のサービスのUIを作っているので、ニュースのフィードなどはサクサク作ることができた。
一方で、実生活で使ったことがないサービスのUIは作るのに本当に苦労した。
車の免許を持っていない身でレンタカーの配車のUIとか作るのが一番きつかった。作った中で一番いけてないのはこのUIだと思う。
https://dribbble.com/shots/15546369-Car-Interface-Daily-UI-034
(後日作り直したいな・・・)
得られたこと②自分のクセがわかる
100個作って並べてみると自分の癖がよくわかって面白かった。
私は色に迷ったら、ついつい紫系の色を使ってしまうらしい。
ボタンの形状だったり、余白の取り方など自分のクセがわかるので
今後はUIレビューをするときに、自分のクセを根拠にレビューしていないかを気をつけることができそうだ。
得られたこと③デザインの引き出しが増える
業務だとメディア系のUIデザインを考えるだけになってしまうが、コマース系のUIデザインやツール系のUIデザインも考える機会が得られた。
Daily UIのおかげで、自分のUIデザインの経験の幅を広げられた。
今年始めた副業でも、本業とは毛色が違うUIデザインにすぐに取りかかれた。
(あと副業では、本業で使っていないFigmaを使うことになったのだが、これも早く適応することができた)
さいごに
振り返ってみても、Daily UIの100個のお題に応えるのは本当に大変だった…
でも、実務経験で得られないUIを作ることができたり、慣れないツールを使いこなせるようになってよかった!
全部のお題がクリアできたときは達成感がすごかった。
今回作ったものはDribbbleにあげてみた。
(Dribbbleの招待状持っていて招待してもいいよという方、招待お待ちしております><)
2022年も何かコツコツ学べたらいいなあ〜