電工二種合格しました
昨年の第二種電気工事士試験の合否について、つい先日の17日に、
ネット上で発表となりました。
私は、昨年上期試験の筆記試験合格者で、技能試験に届かず不合格
となってしまったため、再度下期の技能試験を受験しました。
私のエリアでは、公表問題1が出題となり、結果として、体感的に
10分程の時間を残し、幸か不幸か欠陥事項に該当する場所を見つ
ける事はなかったのですが、それでも悶々とする日々で、合格とい
うことがわかり、とても嬉しく思っています。
ここからは、私のとった筆記試験の受験対策と、技能試験の対応に
ついて、少々述べてみたいと思います。
まず、この試験を受験するにあたり、既に危険物取扱者乙4と、2
級ボイラー技士の資格を、最近に取得済ということもあったのです
が、筆記試験については電気関係の分野を、とても苦手としていま
した。
ただ、その科目を捨ててでも、他の分野で充分カバー出来るとのア
ドバイスを、様々な場所で得ていたこともあり、特に問題はありま
せんでした。筆記試験自体の難易度については、危険物取扱者乙4
や2級ボイラー技士試験と、同等のレベルであると、個人的には感
じました。
過去問の問題集が色々とあるので、どれか一つをやり込めば筆記試
験の突破は、一か月ほどの期間を集中すれば、理数系を苦手として
いる人でも、私と同様に充分に可能だと思います。
次に、技能試験についてですが、実際に手を動かす作業が必要とな
るので、工具一式と、コンセントや連用枠、ランプレセクタブルと
いった器具や、電線関係といった一連の道具が必要になって来るの
で、その分お金がかかることになってしまいます。
技能についての勉強法については、参考書も数多く書籍として出回
っていますが、私自身、手先も不器用ということで、イラストだけ
では、あまりイメージが掴めませんでした。
都市部であれば技能講習のセミナーや、あるいは通信教育といった
方法もあるのかもしれませんが、私はユーチューブ上に、様々な参
考となる動画がアップされていた事もあり、これがとてもわかり易
かった為、この動画を参考にすることで、大いに助けられました。
中でも、日本エネルギー管理センター様の、西山先生の動画が、と
てもわかり易い動画であり、実際の作業の前、或いは作業後に確認
として何度も見直したことが、結果的に良かったのだろうと思って
います。
実は、複線図についても、あまりよく理解が出来なく、上期の試験
前までの間に、公表問題13問を3回ほど繰り返し作業を行った結
果、電線を剥くスピードや、ランプルセクタブルの輪作りについて
は、多少自信が持てる様になったのですが、最後のリングスリーブ
の圧着や差し込みコネクターへの接続で、配線ミスといったことが、
よくありました。
ただ、今回は二度目と言うこともあってなのか、あまり理解が出来
てはいない中でも、西山先生のフレーズが頭に残り、手が勝手に動
く様な感じで、今回は接続についても自信が持てるレベルまで辿り
ついた様な気がしました。
私の様な、理数系に疎く、手先が不器用な人間でも、時間をかけて
地道に継続をすれば、この試験は確実に合格が可能だと、身をもっ
て断言出来ます。
私のこうした経験と、勉強方法が何らかの参考になれば、幸いです。