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【アダアフィ 127日目】AI駆動開発で一番大事なアソコ

近況報告

最近は少し開発のスピードを落としていくつか複数のことに手をだしている。

  1. Chrome拡張機能の改修
    先日の審査落ちを受けてから少しだけ改修。DMMのみ対応の拡張機能として再申請しようとしている。今日の修正でだいぶ進めばまた近日中に再審査に進む。「DMMのみ対応」これがウルトラCのミソ。察してください。

  2. 古いMacのLinux Server化
    年末あたりから少しずつ調査。自宅の使わなくなったintel Mac(2012)をLinuxサーバー兼リモート開発PCにしたいと思って色々調べている。Proxmoxという仮想環境管理ツールでLinux / Mac / Docker の手軽な使い分け環境が構築できるようだ。もうちょい情報が必要。

  3. FANZA用のWordpressプラグイン
    これはシンプルにAPIとスクレイピング紐づけて完全自動で記事も書いて、ができるプラグインを作りたいと考えている。

  4. Wordpressプラグイン開発
    こちらは仕事で開発しているもの。contactform7の拡張プラグインを開発中。この開発体験で色々と開発の効率的な下準備について考えるきっかけとなった。

  5. AWSの操作
    先週突発的に湧き出たタスク。会社で契約しているAWSのサーバーにあるデータをなんとかバックアップしたいとの依頼。社内で自分よりWEBに詳しい人間がいないので、なんとかするしかない。この一年でサーバー周りのことはある程度理解が深まっているが、AWSはもはや別モンのイメージ。これから情報収集。

AI駆動開発の一番大事なアソコ

タイトルの伏線回収。
AI駆動開発において、大事な要点は3つある。

1番重要なのはLLM(大規模言語モデル)の性能
言わずもがな、これが8割くらい占める。
現状だと Claude 3.5 Sonnet 20241022 がコスパ最強。
こいつでどうしても解決できないときだけo1-miniが必要になる。

2番目に重要なのはエディター
以下の動画では、Cursor と VScodeの拡張機能「Cline」を同じ Claude 3.5 Sonnet で比較した動画だ。

結果は、Cursorの勝利。
オープンソースで作られているClineでは解決できないシーンがいくつも見られた。商業ベースで最適化されたエディタは強い。そして、Claude 3.5  sonnet 20241022 が使い放題なのが最強。これは20$献上する価値がある。

先日Windsurfもバージョンアップを発表した。全自動ではなく、コードを理解して、補完ベースで使うプロ仕様なツールになっていく印象を受けた。今後Cursorとも独自の棲み分けがされていくだろう。自分のようなAI全振りプログラマーにとっては、使い放題ではないのがネック。

3番目に重要なのが事前定義のプロンプト
これは各エディタの設定で読み込ませたり、プロジェクトに専用ファイルを設置して使う。これがある・ないで出力の安定度がけっこう変わる。そして、これを使うことで現状のコンテキスト限界の問題への一時的な対処がやりやすくなる。このあたりのノウハウについてもそのうちまとめたい。

現状のAI駆動開発の課題

一番の問題はコンテキスト(文脈容量)の限界にある。

人間は複雑な仕様やコードを抽象概念として頭の中で理解してプロジェクトを進める。しかし、現時点ではAIに対してすべてをデータ化して渡す必要がある。そのキャパがまだ少ないため、工程を分割して小さな処理を積み重ねていくのが現状のAI駆動開発の姿だ。

Anthoropicが限界突破するか、GoogleがClaude並のGeminiを出すか、もしくは全く別のダークホースが出てくるか。

いずれにせよ、AIエージェント元年とも言える2025年。
キャパの問題は時間とともに薄れ、AI駆動開発の世界の進化はさらに加速する。
今年中には、大きくこのあたりも変わるだろう。

楽しみだ。

実務で使える最新の技術情報

最近このあたりの情報を漁っっているが、知りたい人います?

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