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【アダアフィ 71日目】生成AIの限界と新時代のプログラミング
AI使えば欲しいものが手に入る!そう思っていた時期が私にもありました
結論、現時点では、欲しいものは簡単に手に入らない。
生成AIによる「1発ポン出し」には限界があり、人間が細かく分割処理していかなければ質の高いものはできない。よって、手間暇はかかるという話。
コード生成の限界
300行スニペット(コードパーツ)程度なら比較的簡単に手に入る。しかし、ちょっと多機能で複数ファイルが必要な案件になると途端に無理が出る。たいていは具体的なエラーの解決策も出せず、同じ一般論を繰り返す。
ファイルの関係性を理解させるのに、今は専用のエディターを使う必要がある。そうでなければ、プロジェクト全体を見渡して整合性を保つことに苦労する。長々とした複数ファイル分のコピペを毎回行うしかない。
実務レベルで使うには、プログラミングやシステムエンジニアリングの知識が必要となり、まず完全無知な素人には扱えない。延々と同じ箇所で修正指示を出し続けて徒労に終わるのが関の山だ。
これらには解決策はないのだろうか?
結論、今はまだ解決策がない。
Replit・bolt・v0を筆頭に、最新のポン出しサービスは格段に性能が上がっている。しかし、欲しいものと微妙に違うものができたとき、修正することは困難だ。0→1を作るは簡単にできても、1→10、10→100をスムーズにできないのが現状だ。
パソコン作れない人間が、ブルースクリーン見てどうにもできないのと同じ。構造を理解できていないと、結局扱いに苦労する。
結局、自身が学び知識を身につける必要がある。だが、コードをかけるようになる必要はない。
深淵なる要件定義の世界
AIを使って要件を定義して詳細な設計書を作成。それをもとに、コードを生成させる。要件に従って正しく動くようになっているかをAIにチェックさせながら、修正を指示すればOK。これがいまの正解。
ドキュメントさえしっかりしていれば、出力も修正も安定する。AIコードエディターがそれを可能にさせる。
この考えに至るのに半年必要だった。ようやくzoltraakに至る思考に追いついた。
zoltraakは要件定義をAIがゴリゴリに一発ポン出しするプログラムだ。
システム以外にもビジネスドキュメントや画像生成にも使える。
zoltraakとはなんぞや?については、この方のYoutubeがわかりやすい。
実際に体験してみたい人は以下にアクセス。
自分だけの「ちょうどいい」が欲しい
もうちょっと、細かく調整しながら使いたい。そんな本格派には、zoltraakをベースにさらにパワーアップした要件定義WEBサービスBabelや、もう少しエンジニア寄りのUIで細かく要件定義を支援してくれるGearIndigoなどのサービスもある。いずれも有料だが、使ってみる価値はあると思う。気になる人はどうぞ。
で、自分の場合はどうしたかというと・・・。
zoltraak kleinをインストールし、実際に出力をして試してみたりした。
結果、別にそこまで壮大な仕組みは不要と判断した。ポン出しは結局たたき台にしかならない。そして、コード生成に強いAIに要件定義させれば同等の結果が得られると気付いたからだ。
というわけで、早速テスト開始。
自作の要件定義プロンプトを作成して、Google AI Studioにて最新のモデルGemini Exp 1121 で要件定義書を作成。それをwindsurf EditorのClaude 3.5 sonnet で調整という流れ。
試しにテトリス作って見たのがコレ。
HOLD機能付きのテトリスに仕上がった。
悪くない。
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さて、ある程度安定してシステム構築できるAIプログラミング環境が見えてきた。今後が楽しみ。
おまけ:動画制作開始
開発系のお話ばかりになっていますが、動画制作にも着手し始めました。
こちらはtictokで流せそうな非エロ動画を編集しているだけ。面白くもなんともない。まだ貯めている段階なのでそのうち結果を報告します。
ではまた。