京都ハンナリーズvsレバンガ北海道GAME1レポート
こんにちはmashです。突発的ですが、京都ハンナリーズのレポートを書かせていただきます。シリーズ化するかは分かりませんが今回だけでも読んでもらえたらと思います。
試合前の注目ポイント
今シーズンの京都ハンナリーズというのは基本的には岡田選手、カロイアロ選手を中心に得点をするチームとなっています。そのため両エースのいずれかもしくは両方が上手く守られてしまうと得点を伸ばすことが出来ません。
大阪戦のGAME2ではその点が大きく響きました。
ディフェンスはリーグワーストレベルなのでもちろん改善は必要ですが、基本的には良いオフェンスをした日などは、ディフェンスでもいい所が見れるので、いかに良いオフェンスをするかが重要となっています。
そんな中で岡田選手がコンディション調整のため、欠場というアナウンスが入りました、そのため今まで控えであったガード陣が上手く試合を作ることが出来るかが注目ポイントでした。
前半
試合開始直後に前田選手がレイアップを沈めていきます、岡田選手が居なくとも戦っていくぞという意思表示に見えました。
岡田選手に代わってスターターを務めた水野選手がゲームをコントロール。
水野選手は元々リングへのアタック能力もありましたし、大きな怪我をしてどこまでリングにアタック出来るかが気になっていた部分ではありましたが、この試合では持ち前を存分に生かしてスコアリングをしていました。
リハビリ期間中はしっかりと上半身のトレーニングを行っていたとインタビューでも語っていましたし、相手にチェックをされながらもリング下まで到達するような強さと高さがあったと思います。
前半圧巻だったのはカロイアロ選手、インサイドもアウトサイドでもシュートを沈め続け、フリースローも多く獲得。前半だけで23得点というパフォーマンスでした。
ディフェンス面でいうと、3ptシュートというのは多く沈められたものの、
今シーズン京都がずっと強調しているインサイドの守備はしっかり機能していたように思います。見ている分には気分は悪いものの意外とリードはしているといった展開になったのではないでしょうか。
後半
3Qの入りの部分では連続して3ptでの得点を許してしまい、京都側も返してはいたものの、早々にタイムアウト。
そこからディフェンスのクオリティを上げることが出来たため、京都が持ち前のオフェンスで一気に流れを作ることに成功しました。この時間帯圧巻だったのはジャクソン選手で、どれだけヘルプディフェンスを受けても負けなかったのが良かったです。
3Q時点で15点以上のリードを作ったタイミングで一旦ON1の時間となりましたが、カロイアロ選手を温存しつつもその時間で色んな選手が得点を行うことが出来て、この時間帯でリードを拡大することが出来ました。
4Qに入ってからの古川選手、川嶋選手の安定したゲームコントロールで、
北海道に一つも流れを渡さずにゲームをクロージングすることが出来ました。
総評
チームの内容としては、アウトサイドのシュートは多くやられてしまったものの、インサイドのオフェンス面で圧倒出来ていましたし、リバウンドもしっかり取ることが出来ました。ターンオーバーも前半4個、後半6個としっかり抑えることが出来ました。
ブースター的には前半の出来に関して、カロイアロ選手以外の部分での得点を期待していた人が多かったことや、クォーター最後のディフェンスで失点することが目立つために、悪い印象を持った方を多かったのかもしれません。それでも後半は最初のタイムアウト明けのディフェンスの修正や、ON1の時間帯でリードを広げられたことで満足行くような内容だったと思います。
この試合個人的に残念だったのは小西選手、どうにも得点面で一皮むけることが今シーズン出来ていません。渋田選手が持ち前のスピードと積極的に3ptを打っていく姿勢、水野選手も復帰後リングアタックの強さを失っていないところを見ると、いくらディフェンス能力が高くとも得点への意欲を見せることが出来ないとガード陣との競争に勝っていけるとは思えません。
小西選手は多くの選手がここ数シーズンで入れ替わってきた京都で唯一の生え抜き選手。ディフェンス面だけではなくチャンスがあれば得点するところを見せてほしいと思います。
余談
・実況アナウンサー、めちゃくちゃ岡田不在って言う
・ハーフタイムのマッチョ盛り上がってて良かった
・1月の北海道遠征はまさに試練