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アラフィフセラピストの孤独を愉しむ生き方〜スピリチュアルジャーニー③〜

古いものを手放すと新しいものが入ってくる
《ハート》という羅針盤に《行動》という帆を立てよ

35歳で初の職業=無職、記念すべきプータロー初日のことです。
ハワイ研修に行きたいが為にノープランで退職、これからのことは癒しの世界の勉強をしながら旅でもしようかな…
そんなことをボンヤリ考えながら気付くとレイキスクールの先生のサロンに足が向いていた私。
毎日暇なので掃除をしたり事務仕事を手伝ったりボランティアな日々を過ごしていました。

「うちのサロンに来ない?」
一週間後突然お声がかかることになります。
実のところセラピスト目指そうとか明確な目標も何もなかったのですが気付いたら「はい」と返事をしていました。

他の役にたつこと、ただ今の自分に出来ることを行動に移しただけ。毎日掃除に行っていただけです!

35歳独身ノープランで仕事を辞めるなんて本当に勇気がいりましたが、思い切って手放したことでこうして新しい流れが入ってきた訳です。
頭の中で悶々とするより《行動する》ことは未来を切り開く帆のような役割を果たします。

実は「はい」と即答したのには訳があります。
サロンの床を磨きながら『何て自分は幸せなんだ』と心の底からの涙が溢れてきたこと。
これまでに経験したことのない魂の感動というか愛のエネルギーのようなものを強く感じ取っていたからなのです。

《ハートから溢れる感覚》
これも進んでいいよというOKサインの印。
頭ではなくハートで感じる
ハートから湧き上がってくるものは羅針盤。

全ての人の中には本当はこれからどう進んでいいのかの人生の羅針盤が備わっていると思うのです。
あれから20年近く経った今だから分かります。

頭でぐるぐる考えてばかりいると見つけられない微かなサイン。見つからないからそれを外へ求めてさらに混乱…なんて光景もしばしば見受けられます。
「答えは自分の中にある」はやっぱり真理ですね。

《ハート》という羅針盤に《行動》という帆を立ててれば《人生航路》の出来上がり😌

半世紀以上生きてきて、こうして文章を書いているのも「今の自分に出来ること」だからです。
こんな私の経験でもたったひとりの人に響けばこんな嬉しいことはありません。独りで暮らしていても喜びを感じながら愉しむ事ができる秘訣は、自分の為でなく他人の為に動くということ。どうやら神様は、自分の事だけ考え自分の為にだけ行動する人間がお嫌いなご様子。1ミリでもいいから他の為に動く人間にはお優しいようですね。

根拠ありますよ。

「自分の事ばかりに意識が向かう時ほど苦しくなるし苦しい事ばかり起こる」
を私は死ぬほど経験させられてきましたから!

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