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夏の太陽、夏の月 Ⅻ ジャイアントキリング

 日本語で番狂わせという意味。架空の日本プロサッカーリーグの監督を中心とした物語のマンガのタイトルでもあります。
ポップな絵体とサポーターやコーチング、マネージメントまで突っ込んだ人気マンガで単行本は50巻を越えてます。
内容もマニアックでサッカーをよく知らないと理解できないところも多々ありますが、東京の下町、浅草のプロサッカーチームということもありほっこりします。サポーターの人達の話は特におもしろいです。

 サポーター・応援団・・・プロ野球・Jリーグ等で各球団ごとに大なり小なりいてます。私も遊びに行ったとき、寝るだけなのでよく格安のカプセルホテルを利用するのですが、偶然、プロ野球の広島カープの応援団の方々も泊まってるときに遭遇しました。チームに付いて回るので、金銭的な負担はかなりのものだと思いました。
ロビーには所狭しと、旗や楽器類の応援物品が置かれてました。団体で宿泊するので、まあ文句を言う人もいてないと思います。熱意はすごく感じましたね。何事も熱中できることがあるのは素晴らしい事です。

 今年ももう終わりですが、去年に比べスポーツのジャイアント・キリングは少なかったように感じます。去年は女子ゴルフの渋谷選手の全英オープン優勝やラグビーの日本対アイルランド戦などなど楽しませてもらいました。今年はコロナ禍でスポーツ自体が出来るかどうか危惧される状況で始まり、世界最大のスポーツイベント東京オリンピックは1年延期されました。そんな中でメジャーではダルビッシュ、マエケンの活躍が光ります。特にダルビシュは日本人初の最多勝を獲得しました。またテニス、大坂なおみ選手の全米オープンの優勝と佐藤琢磨のインディ500優勝。バスケの八村選手のNBAの活躍といい日本人選手のアメリカでの活躍が多かったですね。

 ヨーロッパでのプロサッカーリーグでの日本人選手の活躍はまずまずといったところでしょうか。チャンピオンリーグは今年の8月、バイエルン・ミュンヘンが優勝したのですがすっかり忘れてました。そういえば、決勝でパリ・サンジェルマンが負けてパリで暴動が起こったんですね。日本代表戦もヨーロッパで無観客で行われたけどあんまり力はいりませんでしたね。

 NPBもソフトバンクの圧勝で日本シリーズも気の抜けたものでした。いずれにしても早くコロナが去り来年こそは痺れる試合を多く見たいものです。



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紀南クリエータークラブ 富田 翔吾
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