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夏の太陽、夏の月 20 そもそも本はあまり読まれない

 著書を出版していろんな所から返事や感想が来ます。そして気づいたことなんですが、最近の一般の人は本当に本を読まなくなってきましたね。読書好きの人が減っているような気がします。ゲーム、漫画とか動画が主流になっている感じです。映画、アニメ、スポーツ、コンサート、舞台などなど家に居ながら観える便利な時代ですから。本も1カ月近くかけて読む人も多いみたいです。

 今回の自著「浦シマかぐや花咲か」もイラストを増やしました。文字だけでは、最初からグイグイ引き付けるようなよほどの筆力がないとかなり厳しいです。友人に聞いても、有名な本を買っても途中で読むのを止めて挫折したり、飛ばし飛ばし読んでると言ってます。ベストセラー小説はコミカライズや映画化、アニメ化がすぐにされます。いろんな媒体を使って原作を広く知ってもらうにはいい事ですが同時に少し寂しさも感じます。

 数十年前なら、趣味と聞かれ、漫画とかアニメ、ゲームとか言えない雰囲気もありましたが、今ではどんな人気俳優、歌手、スポーツ選手、はたまた政治家まで堂々と言ってますからね。アイドル好きも堂々と市民権を得てます。車とか読書、テニス、ボーリング、麻雀などは遠い昔なのでしょう。

 多様性と柔軟性がこれから求められてくるのでしょう。小説や絵本からメディア、SNSを使いいろんなものへ展開、派生していくそんな時代ですかね。私自身、去年の3月末に仕事を辞めてからなので、まだまだ自分の筆力には自信がないです。描写力、比喩表現、語彙力等学ばなければならないことがたくさんあります。今年もより成長していかなければと思います。

 「浦シマかぐや花咲か」はネット通販では、楽天ブックス、紀伊国屋書店ウェブ、全国書店ネットワークe-hon等は只今在庫切れです。Amazonで御購入よろしくお願いします。電子書籍は1月31日から販売します。



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紀南クリエータークラブ 富田 翔吾
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