夏の太陽、夏の月 102 ポイントと心穏やかに
1650円----絵本「みんなぬってるかい!ローラーくん」の消費税込みの販売価格です。
安いか高いかは置いといて、楽天ポイント、Tポイントカード、Amazonポイント、Dmmなどなど十分ポイントで買えるんですね。コロナ禍でオンラインストア全盛です。
paypayとかau payとか7ネットとか昨今いろんな購入の仕方があるもんだと思いました。本屋さんでお金を払ってという世代なんで、目まぐるしく変わる販売ツールについていけません。あと、いろいろ周りからも教えてもらっているのですがランキングも売り上げ、注目度、新着と多彩ですね。
退職前、仕事をしていたとき営業目標とかな追われて四苦八苦していました。1年経った今でもたまに夢にうなされるときがあります。数字にこだわるがまだ頭の中にこびりついているんですね。
ここ最近、いろいろ大変なコロナ禍ですが、四季を感じ、スポーツをしたり見たり、画廊・美術展などに行き自分自身心穏やかになってきました。
今日のエンジェルス対アスレチックス戦、休養日で大谷を休ませていたにもかかわらず。途中で代打に出し同点犠打、その後大谷をライトの守備に就かせ。最高4点差あった試合を逆転勝利に導きました。ホームでのアスレチックスのスイープ(3連勝)を防ぐため、マドン監督の勝利へのあくなき執念を感じ取ったわけです。
日曜日の伝統のF1モナコグランプリも、ポールのフェラーリ―・ルクレールが前日の予選クラッシュの影響で出走できず、レース中2番手走行のメルセデス・ポッタスもタイヤ交換時のナットトラブルでリタイヤ。結局レッドブル・ホンダのフェルスタッペンが優勝、シリーズランキングもメルセデス・ハミルトンをかわしトップに躍り出ました。今シーズンでF1撤退を表明しているホンダにとってアイルトン・セナ以来の何十年ぶりの勝利でした。
生きるため、生き残るために何かしらの勝利、順位、目標達成が求めらます。会社やスポーツ、歌、本などは明確に出て来ます。
特にフェラーリのルクレールはポールポジションからペナルティで5位降格を受け入れても、前日にギアボックス等を修理しとくべきだとは多くの専門家が指摘していましたし、私もそう思いました。かなり厳しいクラッシュだったんでなおさらです。結局、本レース出走できなかったのでなんのことか、今までの苦労が全部パアです。大谷選手にしても明日移動日で休みとはいえ、代打とその後守備に就いたのであまり休養にならなかったのでは。それなら初めからDHで出せよという事になります。
人間真剣にやればやる程コントみたいになるのですね。効率化とかでかたずけられない人間臭さ、負けられない戦いでの痺れるところのひとつです。こういう貴重な教訓を得てフェラーリ―もエンジェルスもチームがひとつにまとまったらと思います。映画「日本の一番長い日」で日本の終戦時、特攻を何百万ともっと増やせばアメリカに絶対勝てると陸軍の高官が言っていたのを想い出しました。そんなに多数の人が特攻に行くと日本に人がいなくなるという事も分からなくなる狂気の世界、面子だけの、国があっても人がいなければどうしょうもないという事がすでに分かっていない。
勝負にこだわりすぎると笑えない喜劇みたいな展開になるのですね。コロナに打ち勝つ。言うのは簡単ですが、飲食店を中心に続々と閉店に追い込まれてます。ゲームチェンジャーとてのワクチン接種を国を挙げてしないと手遅れになる業種がこれからも結構出てくると思います。
大リーグなどではマスクなしで観戦する人が増えてます。日本もロードマップをきっちりこしらえて、出来ない、無理と言う前に、出来る方法を考えないといけない思います。本当に現在版プロジェクトXです。
その点、芸術、特に美術は勝ち負けや順位の尺度があまりないので評価がなかなか難しい部門ですね。見方、感じ方は人それぞれですし、画廊や美術展を見ると日頃の喧騒を忘れ、心穏やかにはなります。