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夏の太陽、夏の月 50 筆力を向上するためには

 毎日、何かしら書いてますというか入力しています。筆力を向上するためにはこれしかないですね。仕事をしていた時の夢を見てうなされる時もありますが、今はとにかく目の前の事や前を向かなければならないと思ってます。また、読者さまの感想も筆力の向上に大変な励みになります。自分の本を読んで、泣いたり笑ったり感動していただけてアマチュアでポンコツですが作家冥利に尽きます。

 お金にはあまりならないけど、好きなことをやっている幸せを実感してます。私の周りにも絵を描てているアーティストやミュージシャンの友人が何人かいてます。やはり、お金にならないようです。美術家でしたら絵の具代、額縁代、キャンバス代、個展を開けば場所代、宣伝費等動けば動くだけ赤字だそうで。ミュージシャンも同じですね、楽器とか録音等に美術家以上に金がかかります。現在コロナ禍のうえ、コンサートを開くのも難しいし、開いたとしてもチケットの手売りや自腹を切ってという事も多いみたいです。CDの販売が主流から外れ、サブスクとか動画配信に移っています。ただ、配信時代、音楽業界は瑛人や夜遊びのように何が当たるか分からないという面もあります。ひょんなところからメガヒットって最近の主流ですかね。

 書籍関係も街の本屋さんが激減して、電子書籍が増えている流れと似ているような気がします。もうすぐ小学生などにも電子タブレットが1台ずつ配備される時代なようですし。

 ただ、芸術・エンターテイメントで食っていけるのは極めてほんの一握り、副業をしながら活動しているのが実態でしょう。オーディションも100回受けて1回合格すればいい方とも言われていますし、このコロナ時代ですからね。

 物書きは、パソコン一台あればできるので材料費とかかからないし、創作場所は自宅の他、手軽にカフェ・喫茶店等で出来るのがメリットかな。なんやかんやありますが、退職記念の小説は出版できたし。絵本も出版できそうです。私は家のローンも払い終え、子供も大学を出て働き自立しているので環境的には恵まれてます。たまに近くの実家に行って、母の面倒を見るぐらいです。   

 ただ、還暦まであと1年。若い人に比べ物覚えが日増しに悪くなっています。友人や有名人の顔は想い出しても名前が思い出せないこともしばしば。妻が言うには同じことを毎日言っているそうな、自分自身あまり自覚がないのが困りもの……私と同じような高齢の皆さん、気を付けてくださいね。こんな私でも編集部とのやり取りや創作活動は出来ます。日本はまだまだいいとろこです、安心してください。

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紀南クリエータークラブ 富田 翔吾
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