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夏の太陽、夏の月 Ⅵ 生命(いのち)の大切さ

表紙着彩完成200930 (1)copyright

 コロナ禍で生活の困窮、うつ病などの精神疾患等で自死の人が増えていると言われてます。コロナが蔓延する中、年末年始を迎えるに当たって心痛めます。11月末に発売した自著の「浦シマかぐや花咲か」という小説は生命(いのち)の大切さを謡っています。ラストは秘密ですが、帯にヒントが書いていますし、上の表紙を見て察してください。

 また、来年4月発売の絵ほん「みんな‼ぬってるかい!ローラーくん」は人間と擬人化した文具、工具が仲良く暮らす世界です。主人公のゆうやくん(8歳)とともにローラーや絵の具やキャンバスが大活躍します。モノを大切にというメッセージも込めています。また、それぞれのキャラクターに弱点もあります。ゆうやくんは何故、筆ではなくローラーを使って絵を描くのか? また、それぞれの絵の具を混ぜても実際出来ない色もあります。何色でしょうか?

 今年はコロナ禍で第二次世界大戦後最大のピンチが人類に訪れました。多くの人が疫病で亡くなり、自死する人も増えるでしょう。少しでも力になればと微力ながら心の薬として小説や絵ほんを書いたつもりです。私はデスゲーム系の漫画や小説は大嫌いです。絵ほんの共著のY氏と有名人の自死について少し話をしました。何不自由のない人に見えても悩んでいるのでしょう。その人にしか心のうちは分かりません。辛い事、理不尽な事、裏切られた事、失敗した事、家族の問題、金銭の問題いろいろあるでしょう。ただ自死する前にもう一度思い直してくれないでしょうか。友だちや家族、同級生や職場の同僚と話をしたり、自然や動物と触れ合ったり、映画やテレビを見たり、小説や絵ほんを読んだり心の薬はいろんなところに転がってます。夜に月や星を見るのもいいかもしれません、そしてみんなで年末を乗り越えましょう!来年の夏を目指して!


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紀南クリエータークラブ 富田 翔吾
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