相談する相手を間違えないコツ。相談相手の選び方、探し方。
先日、40代の男性から起業についての相談を受けました。
「会社が合わずに辞めてしまったけど、妻も子供もいるから生活はしていかないといけない。
当面は失業保険で何とかなるけど、もう会社で働く気持ちが湧かない。
自分もネットを使ってビジネスをやりたいと思うんだけど、どうすればいいのか。
友人に相談してみたけど「やめておいた方がいい」「無理」だって言われて。。。」
といった感じでした。
「やったことがない人」に相談すると「できない理由」を言われるだけ
相談する相手の選び方というのは実は極めて重要です。
特に人生の岐路であればあるほど間違えてはいけません。
それでその後の人生が大きく変わります。
この男性に限らず多くの人は相談する際に、
・両親など家族、身内
・先生や先輩
・友人や知人、会社の同僚
といった身近な人に相談する人が多いです。
それが決してダメなわけではないですが、相談する相手選びの基準が「自分が話がしやすい身近な人」であったり「普段から仲がいい、お世話になっている」などの基準で選ぶのは間違っています。
相談相手を選ぶ基準は、その人が
「やったことがあるかないか」
その1点です。
自分でやったことがない人の意見は鵜呑みにしない。
やったことがない人に聞くと、多くの場合、
「できない理由」
をアドバイスされます。
それもそのはずで、やったことがなければ、わかりません。
人は自分が経験したことしかわからない。
かえって身近な人であなたを心配するから、余計に無難な一般的な意見をいってしまう。
なので、相談する時は「やったことがない人」じゃなくて、「やったことがある人」に相談した方がいい。
さらにもっと言えば、
「やったことがある人でうまくいっている人」
に聞くべきです。
「やったことがある人」「うまくやっている人」に話を聞きに行く
自分が何か迷った時や、やりたいことがあるときは、「やったことがある人」に相談する。
今回の相談でいうと、やったことがある人、うまくいっている人に聞けば、
「いいね~、やってみなよ」
「そうなんだ。何やるの?」
って、ただそれだけの話なんですよね。
頭ごなしに「無理だからやめておきなよ」っていう話にはならない。
だから、自分が何か相談したいとき、そしてその相談が何か自分がやりたいことを相談したい時には、実際にやっている人、うまくいっている人に話しを聞きに行くこと。
「いや、そんな人が周りにいないんですよ」
って思うかもしれないけど、ネットで探せばどの分野も大抵、成功している人は出てくる。
そして、普段から会う人に「僕、○○しようと思っているんです」って言い続ける方がいいです。
馬鹿にする人もいるけど、それは無視していい。
そのうち、誰か「じゃあ、○○さん紹介してあげるよ」って言ってくれる人が出てくるかもしれない。
そして、中には「何か協力することがあれば教えてね」って応援してくれる仲間が出来るかもしれない。
なので、「やったことがある人」「うまくいっている人」を全力で見つける。そして、話を聞きに行く。
もっといえば、出会いたい人に出会うために日頃から自分の想いを明確にして発信することが大切なんですよね。