なぜ、悔しいのか?悔しい心理や理由とは?
「悔しいと思うなら まだ戦えるね」
これは「ブルーピリオド」という人気マンガの第1巻で、主人公の友達の「ユカちゃん」こと龍二というキャラクターが言ったセリフです。
※ちなみにYOASOBIのヒット曲「群青」は、この「ブルーピリオド」からインスパイアされて作った曲なんですよ。
個人的にめちゃくちゃこのセリフがタイムリーで心に響きました。
「悔しい」の正体は「自分だってできる」と思っているから
なぜ、「悔しいと思うなら まだ戦えるね」というセリフが心に刺さったのか?
というのも、最近、たまたまTwitterで見かけた有名な実業家の方がすごくタメになるツイートをしていたので、
「どんな経歴の人なんだろ?」
と興味を持って調べたところ、僕が7~8年前にアフィリエイトをやっていたときに、知り合いに「この人、稼いでるらしいよ」と紹介されたサイトの運営者、アフィリエイターだったんです。
すごくいいサイトで「これは確かに稼いでるだろうな」と思ったことは今でも覚えています。
と、同時に「自分が作っているサイトも負けてない」と思っていましたし、僕も当時は同じくらい稼いでいたので。
それが、今では有名な実業家になっていてビックリ。
普段、そんなに「悔しい!」とは思わないのですが、この時に関しては、正直、「すごく悔しい」そんな気持ちがこみ上げました。
で、
「なんで悔しいと思ったんだろう」
って自分自身で考えてみたんです。
だって、例えばですが、イチローさんや孫正義さんを見て、
「悔しい!」
って思いますか?
僕は思ったことないです。リスペクトしかない。
たぶん、ほとんどの人も悔しいとは思わないですよね。
あまりにも雲の上過ぎますし、そもそも業界も違いますし。
じゃあ、同じ業界なら悔しいと思うかと言えば、そんなこともなくて、僕と同じWEBマーケティング系の人達で凄い人も何人も知っていますが、別に悔しいっていう気持ちはないんですよね。
ただただ、
「すごいなぁ」「勉強になるなぁ」
とは思いますけど。
でも、なぜ、その実業家には悔しいと思ったのか?
たぶん、「自分にもできたんじゃないか」と思ってるからだと思うんです。
だから、悔しい。
それは、
「俺はこの人みたいに日々、努力と工夫を積み上げてこなかった」
という自分への後悔でもあります。
頑張ったけど、それなりの頑張りだった。
自分の枠の中でしか頑張ってなかったなと。
「悔しいと思うなら まだ戦えるね」
「ブルーピリオド」の「悔しいと思うなら まだ戦えるね」というセリフがやけに心に刺さったのは、おそらく
「自分もまだ可能性があるんじゃないか」
「お前もそこを目指してみなよ」
と自分の背中を押してくれた気がしたからだったんですよね。
チャレンジしてみろよ!って。
ちょうど、僕が今のWEBマーケティングの知識とスキルを持って、別の業界でチャレンジしてみたいなと考えていたので、めちゃくちゃ響いたんでしょうね。
ちなみに、イチロー選手もヒット以上に積み上げた、これまでの三振や凡打を振り返って、
「僕が野球人として誇れるとしたらそこ(何千、何万という凡打への悔しさと常に自分なりに向き合ったこと)」と、語っています。
僕も自分より大きな存在に、いつの時も悔しいと思える自分でいたいですし、悔しさに向き合い挑戦し続ける自分でありたいなと思います。