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忘れてはならない本質/食とまなびのブログ

久しぶりにCoCo壱番のカレー。
コロッケ納豆にしてみました。

食事中に、仕事の出来るマネージャーだなぁ!と感心した出来事がありました。
人材育成コンサルタントとしての自戒の意味と思考の流れとして重要なので下記しておきます。

棚から銀バットをガッシャーン!と落としたスタッフは『失礼しました!』と慌てて“元の場所”に銀バットを戻していた。
マネージャー(っぽいおじさん)がスッと来て「あっ、置き場所を変えてみようか」「うーん、そうだな、こっちに置いてみようか」とそのスタッフと軽く相談しながら、棚の左側から右側に銀バットを移動させた。

という約3分ほどの言動。

メンバーがミスをしたとき、ついつい「気を付けてね」とか「なにやってんだよ」とか言ってしまいがちだと思います。

がしかし、このマネージャー(っぽい人)は置場所=環境を変えることでエラーの発生確率を減らそうとしてるんですよね。

最悪なのは「おまえ、こないだも同じミスしてるじゃないか!」的な小言。
同じエラーが発生しているというのに、注意力集中力気合い根性によって改善を求めてしまっている。

冷静に順序立てて考えれば分かってるはずなのに、その瞬間、ついつい言ってしまう、やってしまう。

うーん、似たようなことがあるなぁ…。
反省。

人を変えることは出来ない。
特に、人為的なエラーは絶対に0にはならない。
だから、人を責めないのはもちろん、自分に、いや、自分の出来ることにフォーカスする。

環境は作ることが出来る。
少なくとも、自分の言動によって生み出す環境は自分で決められる。
だから、自分の気持ちと思考をコントロールし、適切な言動を導き出す。

環境で人の行動は変わる。
言い換えると、環境によって人の言動はある程度誘導することが出来る。
だから、さまざまな環境に目を向けてケーススタディを繰り返し、ノウハウにする。

リーダー、マネージャー、教育者の出来ることは環境を作ること。
だから、環境に常に目を向け、環境を反省し、環境にアプローチすること。

感謝します。

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工藤昌幸
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