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no.4 質問者1:投資の目的
「はい、そうですね。投資を始める際に最も大切な一番目にすることは”投資する目的を決める”ということです。
日本人はこれといった目的もなく、お金を投資する傾向が強い。
いや、お金を投資する人はまだ少数派です。
多くの人は、ただ使わずに銀行の残高を積み重ねているだけ。
お金には3つの役目というか性格があるんですよ。
一つは、「殖やす」、二つ目は「使う」、三つめは「守る」という役目です。
「殖やす」というのは「投資」とか「ギャンブル」とか「貯金」とかをイメージしますよね。
でも「殖やす」役目は大きな意味で「投資」に集約されます。
「ギャンブル」は「投機」と言い換えられる。投機とは一攫千金狙いのお金の使い方になりますね。競輪・競馬、パチンコ、FXや株式の短期売買などどれも勝つか負けるか、上がるか下がるかのその場の勝負です。
余ったお金を一攫千金の壺に投げ込む、「勝負だ!」ワクワクしますよね。
たまにならいいが、いつもやっていたらお金はいくらあっても足りません。
お金はちゃんとした「投資」をしなければ殖えません。
また、「貯金」は今のような金利がほぼゼロパーセントの状況ではタンス預金と変わりません。殖えることはないし、むしろ今年4月のインフレ率0.48%を見れば、預貯金として置いておくだけでどんどんお金の価値は目減りしていきます。
「殖やす」目的は何なのか、この先2,3年から4,5年のうちには結婚資金とか車の頭金とか、旅行資金を貯めたいというなら「貯金」しないとだめです。「投資」をしちゃだめです。タイミングによっては殖えるかも知れないが大きく減るかも知れません。期間が短いと不安定なんです。
10年よりもっと先の住宅購入の頭金、教育資金とか夢を叶える目的なら「投資」でも大丈夫。20年、30年、40年先の老後活用資金とかなら間違いなく「投資」で増やさなければもったいないことになります。
二つ目の「使う」お金は、文字通りの普段使いの生活必要資金ですね。
これは、銀行などの普通口座に置いておかなければならないお金です。
無駄遣いせず使うことが求められるお金ですね。
三つめは「守る」お金。これは、住宅の火災保険、車の自動車保険、自分や身の回りの人の経済的リスクを補填する生命保険、といった「リスク保全」のためのお金です。
アフリカやアマゾンの奥地などではこれらは不要でしょうが、日本では必須のお金です。w
新車を買って、自動車保険を付けずに運転することができますか?私には怖くてそんなことは出来ません。
OKですか?それでは中長期の「投資」についてまた書きますね。」
用事を思い出して、PCをたたんでバッグに入れ部屋を出る。
つづく