no.13どんどん減っていく

このコロナ禍の影響で、出生数の減少に拍車がかかっているようですね。

12月25日の日経新聞によれば、来年2021年の赤ちゃんの出生数は本来の公的推計より10年も早く、80万人を割って70万人台になる見込みです。

コロナが怖くて、出産を控える、そもそも交際の機会もなくなります。

これは大変なことです。

日本の縮小がますます早まります。

出生数のピークの1950年頃は、年間出生数はおよそ260万人以上だったのが今は80万人割れ寸前で、実に1/３以下となってしまいました。

華やかな経済大国だったのはもういつのこと？国際指標でみれば猛スピードでフツーの国になっていく日本。

でも、世界に二つとない貴重な歴史と伝統文化と崇高な倫理観を持ち、ものづくりの技術が最も高い国であることはゆるぎない事実です。

しかし、経済規模が急速に縮小していくのが必然となった現状では、長期的な資産形成を日本の中だけで行っていくことには無理があります。良好な運用成果が数十年後見込めるでしょうか？

それでも、各個人が自助努力で資産形成をしていかなければ満足な老後生活資金は得られないことが確実と言える日本で、どのように資産形成を行っていけばいいのかを多くの方に伝えていかなければならないという使命感をひしひしと感じる年末なのでありました。