Dreamlike Anime 1.0でAIイラストを作成してみた(Google Colab)
Dreamlikeとは、Hugging Faceに公開されているStable Diffusionというイラスト生成モデルの一つです。Stable Diffusionは、画像をノイズに変換してから元に戻すことで新しい画像を生成する技術です。Dreamlikeは、写真のようなリアルな画像を生成することが得意です。
今回は、huggingfaceより下記ページを参考にしております。
上記のページを見てみますと、サンプル画像としてアニメ調の画像が載っています。こういう画像が作れるようになると、昨今のAIの進化のスピードを考慮すると、テキストから画像を作成して、テキストから動画を作成して、テキストから音声を作成してという流れでアニメーションが作られてくるのではないのでしょうか。アニメーターの人の仕事の仕方も変わってくるのだろうと実感せずにはいられません。
さて、今回利用したコードは以下となります。
!pip install torch
!pip install --upgrade diffusers transformers scipy
!pip install datetime
from diffusers import StableDiffusionPipeline
import torch
import datetime
model_id = "dreamlike-art/dreamlike-anime-1.0"
pipe = StableDiffusionPipeline.from_pretrained(model_id, torch_dtype=torch.float16)
pipe = pipe.to("cuda")
prompt = "(((super realistic))), (((best quality))),((masterpiece)), ((ultra-detailed)), a girl, smile, (((super realistic black hair))), shirt, black eyes, an anime style"
for i in range(30):
image = pipe(prompt).images[0]
timestamp = datetime.datetime.now().strftime("%Y%m%d%H%M%S")
image.save(f"/content/dreamlike1.0/image_{timestamp}.png")
Google Colaboの/contentフォルダにdreamlike1.0というフォルダを作成して下さい。ここに作成されたAIイラストがタイムスタンプ付き画像ファイルとして保存されます。
AIイラスト作成の枚数は、下段の方にあるrange(30)という数字となりますので、10枚にしたい人はrange(10)にしてください。
今回作成した結果は、以下となります。
全体的にクォリティが高いなと感じました。また、同じpromptで30枚ほど一気に作成していますが、生成されるAIイラストの人物像が安定している気がします。