自動運転のオープンソースのOpenpilot
GitHubを眺めていて、自動運転アシスタントのOpenpilotというオープンソースがあることに衝撃を受けました。CourseraかどこかのMOOCで、コロナが始まる前頃に、自動運転らしきコースを見かけましたが、このようなソースまでオープンソース化していることに驚きです。
さて、OpenpilotはどのようなものかをGoogle Bardに聞いてみます。
Openpilotは、comma.aiによって開発されたオープンソースの半自動運転システムです。Openpilotは、視覚認識と電気機械式アクチュエータ制御を改善することを目的として、OEMの高度な運転支援システムの代替として動作します。
Openpilotは、ステアリング、アクセル、ブレーキの制御を担当します。ステアリング制御は、車載カメラを使用して車線を検出し、車線内を維持するように行われます。アクセル制御は、車載カメラを使用して前方の車両を検出し、安全な車間距離を維持するように行われます。ブレーキ制御は、車載カメラを使用して前方の障害物を検出し、衝突を回避するように行われます。
Openpilotは、Tesla Model 3、Model S、Model X、Honda Clarity Plug-in Hybrid、Toyota Prius Prime、Nissan Leafなどの車両で使用できます。Openpilotは、comma.aiのウェブサイトからダウンロードできます。
Openpilotは、まだ開発中であり、完全な自動運転を保証するものではありません。Openpilotを使用する際には、常に運転者による注意が必要なため、運転中は常にハンドルを握り、アクセルやブレーキを踏む準備をする必要があります。
Openpilotのページは以下になります。たぶん無いだろうけれど、こちらのソースコードをいつか眺めてみたいです。
Openpilotの自動運転は、多くの自動車会社が力を入れています。Openpilotの優位性としては、Twitter情報だと、Teslaの自動運転のアドオンが約15,000ドルに対して、Openpilotだと1,500ドルという10分の1の価格が競争力を持っていることです。このOpenpilotの1,500ドルというのは、このOpenpilotを動かすための補助装置とのことです。
TwitterでOpenpilotで調べると、様々なOpenpilotを使って運転している動画が見つかります。手を放して、勝手にハンドルが回っている様子などがみられます。
普段車を運転しないから自動運転のことについては、自動運転にはレベルがあるくらいしかわからないですが、世界ではここまで自動運転が進んでいて、コードがオープンソースになっているのには驚きです。
日本が世界から取り残されてしまっている気がした瞬間でもありました。鎖国でもいいかもしれませんが、技術のイノベーションは鎖国な日本にも確実に影響を及ぼすだろうと思わざるを得ません。
ちなみに、この会社のCEOについてGoogle Bardに調べてもらうと以下だとのことです。大変興味深いです。
ジョージ・ホッツ(GeoHot)は、アメリカのハッカー、プログラマー、起業家です。ホッツは、2007年にiPhoneのジェイルブレイクに成功したことで有名になりました。また、2009年にはPlayStation 3のジェイルブレイクに成功し、ソニーから訴えられています。ホッツは、2016年に自動運転技術の開発に取り組むスタートアップ企業「Comma.ai」を設立しました。Comma.aiは、自動車に取り付けるだけで自動運転が可能なハードウェア「comma two」と、オープンソースのソフトウェア「openpilot」を提供しています。