12 Days of OpenAIのまとめ
OpenAIが12日間かけて、新しいことを発表するそうです。毎日更新は出来ないかもしれませんが、各日ごとの要約をつづっていきます。
Day1
OpenAIは、月額200ドルの新プラン「ChatGPT Pro」を発表しました。このプランでは、最先端モデル「OpenAI o1」や「o1-mini」、「GPT-4o」、高度な音声機能への無制限アクセスが可能です。特に「o1 proモード」は、より多くの計算資源を活用し、複雑な問題に対して高精度な回答を提供します。研究者やエンジニアなど、日常的に高度なAIを必要とするユーザーの生産性向上を目指しています。
https://openai.com/index/introducing-chatgpt-pro/
OpenAIは、最新のAIモデル「o1」と「o1-mini」のリリースに先立ち、安全性評価を実施しました。この評価には、外部のレッドチームによるテストや、Preparedness Frameworkに基づくフロンティアリスク評価が含まれています。これらの取り組みは、モデルの安全な展開を確保するためのものです。
https://openai.com/index/openai-o1-system-card/
Day2
OpenAIは、特定の専門領域における複雑なタスクに優れたモデルを開発するため、「Reinforcement Fine-Tuning Research Program」を拡大しています。このプログラムでは、開発者や機械学習エンジニアが高品質なタスクデータと参照解答を用いてモデルを微調整し、特定分野での精度向上を図ります。法務、保険、医療、金融、工学などの分野での応用が期待され、研究機関や企業の参加が推奨されています。
https://openai.com/form/rft-research-program/
Day3
OpenAIは、テキストからリアルな動画を生成するAIモデル「Sora」を発表しました。ユーザーはテキストプロンプトを入力するだけで、最大20秒、解像度1080pの動画を作成できます。また、画像や動画をアップロードして編集やリミックスも可能です。現在、ChatGPT PlusおよびProユーザー向けに提供されており、将来的には一般公開も予定されています。Soraは、クリエイティブな表現の新たな可能性を広げるツールとして期待されています。
https://openai.com/index/sora-is-here/
Day4
OpenAIは、ChatGPTの新機能「Canvas」を発表しました。このインターフェースは、ユーザーが文章やコードの作成・編集をChatGPTと共同で行うことを可能にします。Canvasは別ウィンドウで開き、ユーザーは特定のセクションをハイライトしてChatGPTに焦点を当てる部分を指示できます。また、文章の長さや読みやすさの調整、コードのデバッグなどのショートカット機能も備えています。現在、ChatGPT PlusおよびTeamユーザー向けにベータ版が提供されており、将来的には全ユーザーへの展開が予定されています。
https://openai.com/index/introducing-canvas/
Day5
ChatGPTとApple Intelligenceの統合について説明しています。この統合により、ユーザーはSiriやWriting Toolsを使って、ChatGPTにタスクを依頼できるようになります。また、iPhoneのカメラコントロールを使って、画像や動画をChatGPTに分析させることもできます。この統合により、ChatGPTの利用がより簡単になり、さまざまな場面で活用できるようになります。
https://www.youtube.com/watch?v=mBhkD0iFf4w&t=1s
Day6
ChatGPTのスマホ版に、課金ユーザー向けの「アドバンスモード」が登場しました。このモードでは、スマホのカメラを使って動画をリアルタイムで理解させ、対話が可能です。例えば、映した人物の服装を当てたり、コーヒーメーカーと材料を映して、コーヒーの淹れ方をアドバイスしてもらえます。また、12月限定で「サンタクロースモード」も利用可能!サンタの声で回答してくれる特別な体験が楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=NIQDnWlwYyQ&t=1s
Day7
OpenAI はチャット GPT でプロジェクトという新しい機能を紹介します。この機能を使用すると、ユーザーはチャット GPT 内で会話を整理し、ファイルを整理できます。ユーザーは新しいプロジェクトを作成し、ファイルや手順を追加し、プロジェクト内でチャットを開始できます。既存のチャットをプロジェクトに追加したり、ファイルをプロジェクトにドラッグ&ドロップすることもできます。
https://www.youtube.com/watch?v=FcB97h3vrzk&t=2s
Day8
OpenAIは、ChatGPTにウェブ検索機能を統合し、最新のスポーツ結果やニュース、株価情報などをリアルタイムで提供できるようになりました。これにより、ユーザーは自然な対話形式で質問し、関連するウェブソースへのリンク付きで迅速かつ正確な回答を得られます。この機能は、無料ユーザーを含むすべてのログインユーザーに順次提供される予定です。
https://openai.com/index/introducing-chatgpt-search/
Day9
OpenAIは、開発者向けに、高度な推論モデル「o1」のAPIへの展開、リアルタイムAPIの機能強化(WebRTCサポート、価格改定、機能追加)、好みを反映した微調整手法「Preference Fine-Tuning」の導入、GoとJavaのSDKベータ版提供を発表しました。「o1」は複雑なタスクを正確に処理し、視覚機能も備えています。リアルタイムAPIは低遅延の対話型アプリケーション構築を容易にし、コストも削減されました。「Preference Fine-Tuning」は、好みの出力に基づいてモデルをカスタマイズする新しい方法です。これらのアップデートにより、音声アプリ、微調整モデル、高度なエージェントアプリケーションなど、幅広いAIアプリケーションの開発が促進されます。
https://openai.com/index/o1-and-new-tools-for-developers/
Day10
Day11
Day12