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69年使った社章(ロゴマーク)を変えました


父からの急な提案

2023年の秋ごろに、父である会長から急な提案がありました。
「会社の社章が創業時から変わってないし、これから入る若い人から支持されるようなデザインか、今のデザインを継続しなくてもいい」と。

自分としてはかなり意外な提案でした。
なぜなら、だいぶ昔ですが、社章とロゴは変えるつもりはない、とはっきり言っていたからです。

私も無理に変えるつもりもなかったし、創業時からのものに、どう認知と愛着を広げていくか、程度にしか捉えていませんでした。

けれども、協力会社さんや顧客、地域からの認知、職員からの愛着がどの程度なのかは測りきれていませんでした。

社長も変わり、70周年を迎えた、ということもあり、提案をくれたのだと思い、それなら変えてみようと、さっそく準備に入りました。

旧社章について

旧社章の意味合いや想い、歴史は下記です。

  1. 〇の中に、YとKの2文字

  2. YKには、八木建設のYKと、創業者である八木孝三郎のイニシャルYKの、2つの意味が込められている

  3. 会社名のロゴも創業者が作ったと言われている

旧社章デザイン
創業時からのデザインと聞いています


どこに考えてもらうか

我々はデザインに関しては素人です。
刷新するデザイナー探しで、当時他のデザイン案件で、ココナラをよく利用し、プロの方のクオリティの高さに驚きました。

そこで、まずはココナラで知ったデザイナーに依頼しました。

なんかちょっと違う。。。

選んだデザイナーは原則チャットのみで、ビデオチャットを利用した、口頭でのやり取りはできない方でした。

正直心配がなかったと言えばウソですが、まずは頼んでみようと思いました。

さっそく想いを伝え、デザイン案を1.2個出していただきました。
が、正直ピンとこない
総務の職員も同じ感想。自分だけでなく、職員もピンとこないのではなと思う。

その後、追加で2.3案出していただきましたが、どうもピンとこず、採用は見送り清算して終了しました。

この失敗で感じたのは、比較できない難しさ口頭で想いを伝える大事さと、69年使ったシンボルを変えるという、重いミッションと改めて感じました。

想いを伝え、選択可能に

今度こそ想いの伝わるロゴにしようと、複数検索して新しいパートナーを探しました。

すると、実績も豊富で、提携デザイナーによるコンペを開催してくれる会社をみつけました。

3名のデザイナーから、合計6種類の案を頂き、最終的に下記のマークを選定しました。

刷新したロゴマーク
英字も含めて刷新

マークに込めた想い

新しいマークに込めた想いは3つです。

  1. 木造非住宅を推進するという、会社の姿勢を表すカラー

  2. 70周年時に変更し、100周年を目指すという右上に上昇していく、という想い

  3. 風通しの良い、さわやかな会社の姿勢や社風

以前の記事でも書いた、安全大会で協力会社の皆さんに披露し、2024年6月から、正式に使いだしました。

各物品へ水平展開

まずは現場で目にしやすいヘルメットを刷新し、新社章の水平展開を始めました。

刷新するだけでなく改善も。
ロゴだけでなく遮熱ヘルメットにしました。

今後も当社で使用するすべてのものに、水平展開を図り、認知と愛着につなげたいと考えます。


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