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中秋の名月は明日、今宵の月は今宵だけ一夜限りの名月

 秋の長雨や台風で、月の美しさにご無沙汰が続いていて、反動で、ここ数日は、年寄りの夜遊び、午後7時暗くなってから真っ暗な場所を求めて徘徊。不審者や認知症高齢者と間違われないよう、服装や態度、言動には、注している。しかし、闇夜にコンデジ持って、うろついてるのは、やはりちょっと異様。でも、いい。もう自由の身、逮捕されても、何ら犯罪性はない。警察も、それほど暇じゃない。

 高校時代、写真部に属していた。家庭は貧しく、クラブ活動に、カメラなんて遣える金はないのは重々わかっていた。先輩の下働き、現像やなんやかや、なにをしていたのか憶えていない。クラブ活動も、高校生活の流れを理解し始めると、ヨット部、登山部を転々とした。ご都合主義である。登山部で山の頂にテントを張って、たまに外を、天空、星を見て、それはそれは、感動した。こんなに星って、たくさんあるんだと。

 現在、公務員を定年退職・再雇用を終え、その後、大学で嘱託職員、郵便局や元の昔の職場でアルバイト、安部前総理の65歳まで働くこととの方針から、がんばった。たいした収入はなかった。年金は、公務員退職後の63歳から受給した。時期的に恵まれていたと言えよう。次の学年の人たちから、60歳定年後すぐは年金はもらえなくなった。ラッキーではあった。

いまも感謝している。嘱託やアルバイトでは、家族どころか、日々の糧さえままならない。自民党総裁選挙の討論で、年金問題が討議されると、思わず聞き入ってしまう。人口の29パーセントが65歳というご時世、高齢者ほど選挙には必ず行くという情勢、政治家としては真剣に取り組まざるを得ない。

 月の話。明日は中秋の名月。この天候なら、少々雲がかかっても満月の綺麗なお月さまになるだろう。明日が愉しみ。今夜は今夜の月、同じ月でも、今日は今日しかない。今、この瞬間がすべて。

 ポジティブに生きよう。残りの日々を充実させて、愉しもう。

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