ペンタトニック主体のアドリブソロからステップアップする方法
ギターを弾く人ならアドリブソロを始める時にまず覚えるのがペンタトニックスケールだと思います。
僕も過去の名ギタリスト達の伝説級のフレーズをコピーしてました。
先日Charさんのライブを見に行きましたがあの方は本当にペンタトニックマスターですね。
聞いてて本当に気持ちいい。
そんな素晴らしいペンタトニックですがもうちょっと音を足すことでコードトーンを追えたり、色彩豊かなソロが弾けるようになります。
今回はペンタトニックからさらにステップアップする方法を書いていきたいと思います。
まず基本のフレージングはペンタトニックで覚えよう
もし、この記事からアドリブソロを弾こうと思われる方は、まず徹底的にペンタトニックのフレージングを覚えてくだい。
参考にするアーティストは先ほどあげたcharさんや三大ギタリストと言われるエリック・クラプトン、ジミー・ペイジ、ジェフ・ベック、そしてジミ・ヘンドリックスあたりがいいでしょう。
ペンタトニックには5音だけのスケールですし、お決まりのフレージングも多いのでコピーの数が増えてくると聞いただけで大体どんなポジションでどんなことを弾いているかがわかるようになります。
アドリブソロ練習の基本ですが覚えたフレーズは小分けにして、キーを合わせて色んなCDに合わせて擬似セッションをするとよいでしょう。
なんとなくペンタトニックというものが分かったら次の段階に行きましょう。
コードトーンを意識する
例えば、Am→G→F→Eというコード進行があったとします。
もちろんこれをAマイナーペンタトニックだけ弾くことも可能ですがそれぞれのコードトーンを意識してみましょう。
まずAマイナーペンタトニックはラ・ド・レ・ミ・ソの5音から出来ています。
Amのコードトーンはラ・ド・ミなので特に考えなくても音は合うでしょう。
Gのコードトーンはソ・シ・レです。ペンタトニックにないシの音が出てきますのでこの音を意識して弾くようにしてみましょう。
Fのコードトーンはファ・ラ・ドです。ファの音がペンタトニックにないのでFの時はこれも足してみましょう。
Eのコードトーンはミ・ソ#・シです。今度はソ#とシがないのでEのところではこれを狙って弾いてみましょう。
いかがでしょうか。ペンタトニックだけで弾くのも味があって良いのですがコードトーンを追っていくのも色彩が豊かなソロになって面白くないですか?
さいごに
ペンタトニックを主体としてソロを弾くロック系のギタリストはコードの意識が薄い人が多いです。
もちろん感覚だけで良いソロを弾く人もいますが、それだとペンタトニックだけでは合わないコード進行の曲の時に困ります。
ペンタで一通り弾けるようになったら次はコードトーンを意識してみてください。
コードトーンと言うとジャズっぽいですが普通のロック、ポップスでもそれを意識するだけで良いソロが弾けるようになりますよ。
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