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ギターを弾く時、タブ譜だけ見ていませんか?
無心でタブ譜だけを追っかける人多いです。
タブ譜に書いてあるのはフレーズ
タブ譜と言っても色んなパターンがありますが、今回お話したいのはバンドの曲をコピーするときです。
まずバンドというのは複数の楽器が折り重なって一つのサウンドを作っています。
その中でギターのタブ譜に書いてあるのは、そのバンドサウンドの中のギターだけのフレーズです。
もちろんそのタブ譜を見るなと言いたい訳ではありません。
もっと、全体を見ましょうよ!という話です。
コード進行を見てみよう
大体、どんなタブ譜でもコードは書いてあると思います。この場合のコードというのはバンドサウンド全体をトータルで見たコードの場合が多いです。
なので、おすすめとしてはまずギターパートをコピーする前にそのコードで軽く弾き語りしてみると全体の雰囲気をつかみやすいです。
で、ギターパートをコピーする時は常にその小節のコードを照らし合わせながら進めていきましょう。
もし理論をちょっとかじっている方なら、コードに対してどういう音弾いてるのか分析しながらやるとそれが再現性を持った自分のフレーズになります。
ギターを始めたばかりの初心者の方は分からないと思いますが、このコードに対して分析するというのはあるレベル以上のギタリストはみんなやっていることと思った方が良いです。
もしコード進行だけ渡されたら何を弾く?
例えば、ヴォーカルギター、ギター、ベース、ドラムの編成のバンドを組んでヴォーカルが曲を作ってきたとしましょう。
おそらく歌詞の上にコードを書いた紙を渡されて、スタジオで曲を聴きます。
じゃあ、合わせてみようとなった時に何を弾きますか?
ただコードを弾きますか?
一応、バンド編成をヴォーカルだけじゃなくてヴォーカルがギターを弾く形にしてるのでコードはそっちが弾くでしょう。
それと同じことを弾いたってカッコいいバンドサウンドにはならない訳です。
ここで過去にタブ譜見てコピーしてきた経験が生きます。
ところがコピーした時にコード進行と照らしあわせて分析するという作業をしてないとまったくこの場面でフレーズが作れない可能性が出てきます。
最初は面倒だけれど
とにかくカッコいいこの曲をコピーしたいという気持ちはすごくいいと思います。
それはギターを弾いていく、または音楽を続けていく上でもすごいモチベーションになります。
でも、いつかは自分の音楽を表現したい気持ちがあるならばコードとの分析は必須です。
最初はちょっと面倒な作業に思えるかもしれませんが、ずっと続けていると徐々にハマってきます。
そうなったらしめたもので、どんなコード進行にも合わせられるようになります。
あと、書き損ねましたがドラムはもちろん他のパートのリズムのパターンも分析するとなお良いです。
是非参考にしてみて下さい!
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