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Let It Beをギターでピアノ風アレンジにして弾いてみよう
ギターはピックで弾く場合、6弦から1弦まで距離があるので同時に鳴らすことが出来ません。
意外とこのことに気づいていない人も多いですが、DTMなんかでギターを打ち込む場合ダウンアップのピッキングを考慮してずらして発音させないとまったくリアリティーが出ないのです。
もちろんこれがギターの個性でありサウンドの特徴になっている訳ですが。
ただピックではなく指で弾いた場合、弦の同時発音が可能になり、ギターでもピアノ風なサウンドになります。
今回はLet It Beを題材にピアノ風バッキングを紹介して行きたいと思います。
ベースの部分とコードの部分
まずギターの弦をベースパートとコードパートに分けます。
こんな感じです。
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6弦5弦をベースで親指、4〜2弦をコードで人中薬でピッキングします。
ベースはその時のコードによって弾く弦を決めていきます。
具体的にはルート(一番低い音)を担当している弦がベースになります。
例えば、一般的なオープンコードで言うとCなら5弦、Gなら6弦、Amなら5弦と言った感じです。
コードの部分は一応4弦〜2弦としていますが場合によっては3弦〜1弦にしても可です。
人中薬を使って指で弾く場合慣れないと上手く弾けないかと思いますが、コツとしては3つの指をバラバラで構えるのではなく、つなげてそろえて弾いてみてください。
リズムパターン
実際に弾くリズムパターンはこうなります。
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Let It Beは2拍でコードチェンジしていくのでその分のリズムを書いてみました。
まず親中薬を使ってベースとコードの一部を弾きます。
次の8分音符の裏で先ほど弾かなかったコードの人差し指の部分だけ弾きます。
2拍目はベースはなく中薬のコードだけ、そして裏でまた人差し指の部分を弾きます。
1小節コードが続く場合はこの2拍目のパターンを3,4拍目でも弾くよいでしょう。
基本的にベースはコードが変わるタイミングで弾くと覚えておいてください。
あとベース音が途切れてしまうとピアノっぽさが出ないので指が当たって音が消えないように注意しましょう。
これに実際のLet It Beコード進行を合わせていきます。
詳しくはYouTubeの動画の方で確認してみてください。
さいごに
このパターンは最初に書いたようにピック弾きではなかなか出せない雰囲気になります。
やりたい曲がピアノの曲だとストロークではうまくニュアンスが出せない時があります。そんな時に使うと効果的でしょう。
動画紹介しているLet It Beのパターンでは細かい装飾音なんかも入っていますので、それらもしっかりコピーしておくと自分でやるときに役に立つかと思います。
是非とも練習してみてください。
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