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6月30日(金) 「醗酵飲料・ウィスキー(Lagavulin)」

今日の豊田は午前中曇り、午後からは雨。
最低気温は24℃、最高気温は30℃。
梅雨前線の活動が活発化しているようで、警報レベルの大雨予報の地域も出ているようです。
災害発生は困るけれども、雨が降る季節には確り雨が降ってくれないと、その後の水不足等にもなってしまうので、この時季に雨が降るのは良いコトでもあります。
今日で6月も終わり、2023年も半分が経過してしまったコトになります。時が経つのは速いもの。やるべきコトは早く済まさんとイカンですねぇ。さて、

昨日は「『ベジタリアン・ヴィーガン・ぺスカタリアン等』について考える」を書きましたが、今日は数あるウィスキーの中でも自分が一番好きな「醗酵飲料・ウィスキー(Lagavulin)」について書いて行きたいと思います。

アイラモルト、と言うのを聞いたコトのあるヒトは多いかと思います。
ウィスキーには造られた場所や製法、使用される原料等によって、スコッチやらアイリッシュやらバーボンやらに分けられるワケですが、その中でもスコッチウィスキーはメジャーですね。
そのスコッチウィスキーも大別してブレンデッドウィスキー(色々な蒸留所や樽等で出来たモノを混ぜ合わせて調合、そのハーモニーを愉しむ、言わばオーケストラ的なモノ)と、シングルモルト(単一の蒸留所・樽で蒸留したモノで、そのモノの味わいを楽しむ、言わばソリスト的なモノ)の2つがあります。
シングルモルトの中には、その造られた場所によってハイランドだ、スぺイサイドだ、ローランドだと分かれる訳ですが、今回ご紹介のLagavulinはアイラ島で造られるアイラモルトの1つです。

アイラモルトの最大の特徴は、ピート香。
ピートと言うのは泥炭のコトで、コレを麦芽原料として乾燥させる際に香り付けも兼ねて焚くのですが、コレがアイラモルトの最大の特徴の強烈な香り(スモーキー?ヨードチンキ臭?正露丸??)の元になっているのであります。食べモノであっても飲み物であっても臭いモノ好きの自分にとっては、とってもかぐわしい、芳香なのであります。

そのアイラモルトの中でも島の南側に位置するのがLagavulinLaphroaigArdbegの3つの蒸留所(南岸3兄弟?キルダルトン3兄弟??)であり、コレらは何れも強烈でヘビーなお酒を造ってくれています。その中でも、一番メジャーで強烈なのがLaphroaigでしょうね。まぁ、BowMoreCaolIla等と並ぶアイラモルトの代表格でしょう。
でも、自分はコレら2つも愛飲してますが、一番好きなのはLagavulinですかねぇ。

Lagavulinの定番は他の蒸留所よりも長めの16年。その熟成期間の長さがアダ?となって、生産量を増やすコトが出来ずにLaphroaigやBowMoreに抜かれてしまっているようですが、自分的にはソンなのカンケーねぇ、ですかね。
Laphroaigよりは荒々しさはないものの、確りとスモーキーさヨードチンキ臭さがあり、ソレでいて適度な甘みもあってお上品。お上品なアイラってのは、他にはないカンジがしています。最近では8年なんてのも定番商品として出しているようですが、流石に熟成期間が短いからなのか、やや荒々しくお上品さには欠ける、との印象であり自分的にはやっぱ16年かな、と思ってます。

自分はアイラモルトが好き過ぎて、一度だけではありますが、アイラに蒸留所巡りの旅にも出てます。ソレもあってか、より愛着が深いのかな。当然、Lagavulinの蒸留所も訪問、良い印象しかありません。
飲み方としては、ストレートかロックがおススメではありますが、(贅沢の極みかも知れませんが)コイツで作るハイボールもまた旨いんですよ。
コレから開こうとしているお店にウィスキーを置く積りはあまりないのですが、角ハイ置くんなら、高くても良いのでコイツのハイボールを飲みたい!等のリクエストあれば置くかも知れません。Laphroaigのハイボールも悪くないですよ~。

と言うことで、今週はココ迄。
来週からは早いモノで7月、次回は季節にもなって来たので「醗酵食品・うるか」についてお伝えして行く予定です。
皆さま、良い週末をお迎え下さりませ~!



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