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2025年1月29日(水)「漁師料理・カツオの血合いを使ったなめろう」

今日の豊田は晴れのち曇り。
朝の最低気温は0℃、日中の最高気温は9℃。
そう言えば、今日は中華圏では春節(旧正月)、韓国ではソルラルですね。
新年快楽!恭賀発財!!紅包掌来!!!(笑)さて、

昨日は「有害鳥獣・有害鳥獣駆除活動について」をお届けしましたが、本日は「漁師料理・カツオの血合いを使ったなめろう」について書いて行きたいと思います(冒頭写真はコチラから拝借しました)。

カツオ。
大抵の方は、カツオを食べるとなるとスーパーやデパ地下等の鮮魚売場で柵になったカツオを買って来て刺身にしたり、炙ってタタキにしたりするのがフツーなのだと思います。
が、やっぱり個人的に納得行く食い方としては、市場で1本丸ごと買って来て(或いは自分で釣って来て)自分で捌いて食うと言うのが一番だと思います(価格的には、スーパーで買って来るよりも安く付く場合の方が多いんじゃないかな)。ただ、その場合には自分で捌かなきゃイケないので、ある程度の覚悟(?)が必要となります(笑)。
捌く際には、あの柵状に仕上げる為には3枚おろしした半身を更に二つに分ける必要があるのですが、その中心部分には血合い肉がたっぷり。コレを上手く包丁で取り分けると、結構な量の血合いが取れてしまうのであります。

で、その血合い肉部分はどう調理するのが良いかと言うと、一番カンタンなのは一口大に切り分けて、生姜を加えて甘辛く煮付けてしまい、所謂「カツオの血合いの角煮」を作ってしまうコト。コレは中骨が入っていて少々喰い難くはあるものの、酒の肴としてイケるし、冷めても美味い。他にも、一旦揚げて酢に漬け込む南蛮漬けなんてのも悪くない。単純に塩振って塩焼も素朴で宜し。

が、鮮度の良いカツオが手に入ったのならば、その血合い部分からスプーンでホネ以外の肉の部分をこそげ落とし、ソレを叩いて味噌やネギ・生姜を足して、場合によっては柑橘類や青唐辛子なんかも加えて、みそたたき或いはなめろうにする、なんてのも良いですね。
ただ、その場合には古いカツオでは生臭くてイケないけれども、鮮度の良いモノであれば生臭みもソレほどでも無く、美味いなめろうが出来るコト請け合いです。恐らく、単にカツオの身だけで作ったなめろうよりも、コクと旨味がギッシリとしてて美味いんじゃないかな。コレまた酒を呼びますね~。千葉等で作られてる漁師料理の一つです。
従い、この料理は漁師さんの特権的なモノではありますが、自分で釣ったり、市場でもその日揚がったヤツが入手出来るのであれば、試してみる価値アリの調理方法では無いでしょうかね。

鮮度の良いカツオが手に入ったら、是非お試しを。
明日は「内臓料理(魚)・自家製明太子とたらこ」についてお届けする予定です。

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