2024年12月11日(水)「有害鳥獣・狩猟免許(その2)」
今日の東京も晴れ時々曇り。
朝の最低気温は3℃、日中の最高気温は13℃。
今日からは二十四節気・大雪の次項、七十二候の「熊蟄穴(くまあなにこもる)」(熊が冬眠に入る時季)。クマは冬眠を控えて荒食いする性質があるので、クマが人里に下りて来てスーパーに押し込んだり、キノコ狩りのヒトに人的被害を与えたりと言うケースもまだまだ出て来るかも知れません。山の近くにお住いの方はくれぐれもご注意のホドを。さて、
昨日は「未利用魚・ヒウチダイ」についてお伝えしましたが、本日は「有害鳥獣・狩猟免許(その2)」についてお届けしたいと思います。
この間お届けした「有害鳥獣・やっと。」では、銃を使った狩猟・有害鳥獣駆除活動を行う為には、猟銃の所持許可と狩猟免許の取得が必要であるコトを触れました。そして、以前お届けした「有害鳥獣・狩猟免許」では、狩猟免許取得の為の概況や令和6年の前期分の抽選漏れで講習を受講出来なかった旨をお伝えしてました。
元々、自分は猟銃所持許可も狩猟免許も持っていたのですが、韓国駐在の為に所持許可は返納、コロナで日本帰国が出来なかったウチに狩猟免許は失効となってしまったので、帰国後に改めて両資格を取り直している、って状況なのであります。
で、今回。
10月初めに申し込みをした令和6年の後期分の「初心者狩猟免許事前講習会」の抽選でやっと当選するコトが出来、先々末に講習を受講し、先週末に試験を受けて来た、と言うワケです。
改めて、狩猟免許取得迄の流れのおさらいをすれば、以下の通り。
初心者狩猟免許事前講習会申込
→ コロナ禍以降にアウトドアブームが到来、狩猟についてもやりたいヒトが増えたようで、以前だったら何の問題も無く申し込めてたモノが抽選制に。コロナ最中にはあまりのヒトの多さに、自身在住の地から離れて取り易い近隣県に住民票移して取ったヒトもいたのだとか。今回、自分は前期分で抽選漏れ、後期分でやっと滑り込み。狩猟免許取得の為の一番のハードルがココだったんでは無いかな、と思います。同上講習会の受講
→ 狩猟免許を取得する為には、狩猟免許を出す地方自治体(東京都の場合には東京都環境局)が実施する試験に合格する必要があります。その試験に合格する為には、日本に於ける狩猟界(?)を取り仕切る大日本猟友会が開催する講習会を受けておくと、合格率が格段に上がる(多分、受講者の9割程度が合格)。何故なら、地方自治体と猟友会は癒着(?)いや協力関係にあって(どんな試験が出るのかや、受験の為のノウハウ等について)、事前に教えてくれる、と言うのがこの講習の意義(?)、目的(?)なので。受講料はお安くないけれど(恐らく、猟友会の可也の収入源になってるんじゃないかな)、狩猟免許取得には必須なのではないかと思います。初心者狩猟免許試験
→ 上述の通り、講習会で言及されたポイントを確りと抑え、覚えるモンをキチンと覚えていたら、然程のムリ無く合格は出来るのではないかと思います。但し、この試験には座学のお勉強部分以外にも、適性試験やら、銃の分解/実技・保持方法・狩猟マナー等の実技や鳥獣判別等もあるので、事前のお勉強は必須です。舐めたら、イケません。
コレに合格出来れば、地方自治体の首長(東京都の場合は東京都知事)から狩猟免状が発行・送付され、晴れて狩猟免許取得、と相成ります(←現在ココ。12/23(月)の結果発表待ちです…受かっていると信じたいです…)。狩猟者登録
→ 狩猟免許の取得が完了したら、狩猟をしたいと思っている都道府県に狩猟者登録を行い、狩猟税を納付すれば、晴れてその都道府県で狩猟が出来る、と言うコトになります(飽く迄もコレは都道府県単位になっているので、色んなトコロで狩猟したいヒトは夫々の場所で狩猟者登録をせねばならんコト=登録する数だけ狩猟税も納付する必要あり)。色んなトコロでヤル為にはカネが掛かる、と言うコトです。
因みに、自分の場合には予定している山梨県の1県限りの予定です。
とまぁ、こんな具合になってます。
再来週発表の試験結果は多分大丈夫だと思うので、アトは猟銃の所持許可申請の手続が順調に、大過なく進むコトを祈っております。
と言うコトで本日はコレにて。
明日は「醗酵食品(?)・皮蛋(ピータン)」についてお届けする予定です。