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2024年11月11日(月)「未利用魚・マンボウ」
今日の豊田は早朝に小雨のち曇り、午前中から晴れ。
朝の最低気温は16℃弱、日中の最高気温は25℃近く迄上昇。暑い位でした。
今日の中国は光棍節(独身者の日)でしたが、最近は以前ホドe-commerceが盛り上がってはおらず、通常の安売り日になっているのでしょうかね?さて、
先週末には「開業準備・メニュー建についてもう一度考える」をお届けしましたが、本日は「未利用魚・マンボウ」について書いて行きたいと思います(冒頭画像はコチラから拝借しました)。
マンボウ。
このサカナ自体は有名で、知らぬヒトはいないと思います。
カラダの半分がちょん切れたようなヘンテコな容姿、意外にデカい魚体、割と愛嬌のあるお顔立ちにおっとりとした性格。水族館の人気者でもありますね。
でも、コレもサカナの一種であり、定置網なんかには入ってしまうコトも多く、実は食用魚の一つでもあるのであります。ただ、狙って獲れるサカナでも無いし、いっぺんに沢山獲れる魚でも無いコトもあって、流通に回るコトはあまりなく、未利用魚の一つになってます。
とは言え、割と多く獲れる場所はあるモノで、東北地方の三陸海岸近辺では良く獲れ、漁師達の間で消費されているようです(市場に出回らないのはそのせい?)。ただ、ほぼ世界中の暖海域に棲息しているサカナなので、三陸地方だけでなく日本全国色んなトコロで水揚げはされているようです。
豊洲市場でも、偶に見掛けるコトはあります。と言っても、マンボウ1匹丸々がウリに出されているコトは無く、その殆どは市場内で「マンチョウ」と呼ばれているマンボウの腸が主力です。大抵マンボウはこのマンチョウと身と肝が食用になっていますが、豊洲市場で身と肝が売られているのは見たコト無いかなぁ。
水揚げ地の漁師さん達は、マンボウの刺身と肝を和えたキモ和えを好んで食べるようで、水揚げ地のスーパーなんかでもセットで(?)売られていたりします。現に、この間行った小田原のヤオマサさんではセットで売られていたので、久々に買ってしまったホドであります。
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漁師さん達が好んで食べると言っても、マンボウの身は結構水っぽいので、単体にわさび醤油で食べても旨味があまり感じられないコトもあって、肝のコクでコレを補うカンジで肝和えが好んで食されるのでありましょう。実際自分で肝和え作って食ってみても、マズマズなカンジでありました(カワハギの肝和えにはとても敵うシロモノではありませんよ、勿論)。
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ただ、矢張り豊洲市場のような中央卸売市場にさえも進出して来られるだけあって、マンチョウの方は身と肝に比べると市場価値は高いようで、キロ1,500円前後の値段が付けられているコトが多いですかね。
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で、そのマンチョウは食感としてはイカのような動物のモツのような或いはミノ(牛の第一胃)のようなカンジで、くにくに・シコシコとした歯応えは良く、味も淡白乍らほんのりとした旨味も感じられ、悪くないです。動物のモツのような臭みと言うか深みと言うかは無いものの、割と美味いです。焼いて良し、炒めて良し、干物にしても良し。珍味系でありますので、酒のツマミ系には良いでしょう。
とまぁ、身と肝については中々入手困難ではありますが、マンチョウであれば偶にであっても豊洲に入荷すれば、調達は可能です。偶にはこの手のゲテモノ系(?)未利用魚も悪くないでしょう(笑)。
明日は「醗酵食品・臭桂魚(chou4 gui4 yu2)」について書いて行きたいと思います。