見出し画像

2025年1月30日(木)「内臓料理(魚)・自家製明太子とたらこ」

今日の豊田も晴れのち曇り、このアトはまた晴れる見込み。
朝の最低気温は-1℃、日中の最高気温は6℃チョイ。今日は風も強く、少々寒い日でありましたかな。
今日からは二十四節気・大寒の末項、七十二候の「鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)」(鶏が卵を抱いて巣に籠る時季)。冬には卵を産まなくなった鶏が、再び卵を抱いて巣に籠ると言うコトは、長い冬が終わりを告げる証であり、もう春はスグそこに来てる、と言うウレシイ兆候であったようです。来週はいよいよ立春ですからねぇ。さて、

昨日は「漁師料理・カツオの血合いを使ったなめろう」についてお届けしましたが、本日は「内臓料理(魚)・自家製明太子とたらこ」についてお届けしたいと思います。

明太子とたらこ。
恐らく魚卵系の加工食品の中では市販の明太子とたらこってのは、食品添加物てんこ盛りの食品の一つ(二つ?)では無いかと思われます。一般的な市販の明太子やたらこに入れられている添加物とその主な役割は以下の通り。
・亜硝酸ナトリウム(変色防止、発色効果)
・赤色3号・102号・106号、黄色4号・5号(タール色素、見た目を鮮やかに)
・ポリリン酸ナトリウム(結着剤、弾力性・保水効果)
・ソルビトール(甘味料、保水効果・ぷりっとした仕上がり)
・調味料(アミノ酸等)
・酵素
・ビタミンC(酸化防止)

この中でも、前2者は発癌性の可能性があるとされていて、つい最近でもアメリカのFDA(食品医薬品局)が2027年迄に赤色3号の食品への添加を禁止する旨の発表がなされてます(欧州ではもっと前から禁止)。まぁ、この手のモノは大量に摂取しなければ人体への影響は少ないとは言われてはいるものの、リスクを包含しているコトには間違いないようです。
まぁ、この手のモノは単体でリスクありと科学的に証明はされているものの、元々の素材と結びついてどうなるかとか、他の添加物と一緒だとどうか等の検証がキチンと為されているか否かは良くワカランところでもあるので、心配な方は極力買わない・食べない方が良いのだろうと思います(個人的にはそんなにバカ食いしなきゃ大丈夫だろうとは思ってますが…)。市販の明太子・たらこで、食品添加物を全く加えてないモノを探し出すのは至難のワザ(多分、無いんじゃないかな?)。

であれば、自分で作れば良い(笑)。
明太子やたらこの原材料はスケトウダラ(一般的にはスケソウダラかな)の真子(卵巣)。マダラの卵じゃあないんですよ。
そのスケソウダラが抱卵するのが丁度今の時季。従い、今の時季になると豊洲市場なんかにも、折詰に入れられた生の助子(スケコ…市場ではこう呼ばれてる…)が大体1,000~1,500円程度で売られてます。
と言うコトで、この間の豊洲パトロールの際に安くなってた助子を1つ購入。明太子とたらこを自作してみました。

大抵助子はこんなカンジで売られてます。確か、コレで1,100円。
お掃除前、漬け込み前の生タラコ。

マズはアニサキス対策で一晩冷凍。その後解凍し塩水に漬けてヨゴレや血管等をお掃除。塩を入れた日本酒に漬けて一晩。冷蔵庫で乾燥させ、日本酒・醤油・砂糖少々・昆布・かつお節を熱して作ったカエシを作り、これに4~5日漬け込めばたらこの出来上がり。そのカエシに韓国の粉唐辛子を混ぜ合わせて漬け込めば明太子の出来上がり。
然して難しいモンではないですね。ただ、今回はカエシの量が少々多過ぎたようで、カエシたっぷりの明太子とたらこになっちゃった(また、選んだ唐辛子が良くなかったのか、チト角の立った明太子になっちゃった)。

が、まぁ食品添加物無添加の安心安全の明太子・たらこが出来ました。
まぁ、自分が作ったコトもあって、美味いですよね。

明日は「調理道具・Soda Stream」について書いて行きたいと思います。

いいなと思ったら応援しよう!