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10月10日(火)「未利用魚・ヤリヒゲ」

今日の豊田は晴れ。
最低気温は18℃、最高気温は26℃。
やっと秋らしい季節になって来てますね。そう言えば、二十四節気秋分の時期は過ぎ、既に寒露入りしてますね(やべ、寒露のアップしなきゃ。明日やります)。さて、

昨日は「有害鳥獣・ニホンカモシカ」について書いて行きましたが、今日は「未利用魚・ヤリヒゲ」について書いて行きたいと思います。

ヤリヒゲ。
聞いたコトないでしょうねぇ。このサカナは深海魚の仲間で、正式にはタラ目ソコダラ科トウジン属に属する魚で、トウジン属であると言うコト自体は割りとハッキリしているものの、コイツがそのヤリヒゲなのか?と言う点は魚類学専攻者でなければワカラン程度の差異かと思います(他にもトウジン等の~ヒゲ系やナンとかヒゲみたいなヒゲの入ったヤツとか色々といるので、正確な同定は出来ていませんが、その点はご留意下さりませ)。トウジンに比べるとこのサカナは小ぶりですね。
自分が現在ホームグランド市場としている西浦鮮魚マーケット一色さかな村では、時々このヤリヒゲは見掛けるものの、トウジンはあんまり見たコトが無いのは何故でしょうかねぇ。その点だけは、ちと不思議です

ヤリヒゲ自体は割りとアッサリとした白身魚でおサカナであるが故に、万能選手的扱い可能なモンでありまして、煮て良し焼いて良し揚げて良し、生でも十分イケます。
今回はカンタンな塩焼に、絶対に美味いであろう煮付、そして炙るコトで更に旨味も増す刺身でも食えます。そして、どうやって食っても十分に美味いですね。

と言うコトで、そんなポテンシャルの高いヤリヒゲ、1匹20~30円程度で売られていたりするので、不憫で不憫でなりません。大いに食ってやって欲しいモノだと思います。
今後開店するお店でも、こう言う未利用魚・マイナー魚にキチンとスポットを当てて、皆さんに食べて貰えるように出来れば良いな、と考えております。

明日は、前述の通り「二十四節気・寒露(かんろ)」について書いて行きたいと思います。


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