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11月14日(火)「有害鳥獣・狩猟/有害鳥獣駆除活動を再開したいのだけれど…」

今日の東京は晴れ。
朝方の最低気温は4℃割れ、日中の最高気温は少々上がって17℃近く迄上昇。
いやいや、やっと秋本番ですかね。流石に早朝散歩は半袖では寒くなって来たので、もう1枚足してます。さて、

昨日は「未利用魚・トラフカラッパ」についてお届けしましたが、本日は「有害鳥獣・狩猟/有害鳥獣駆除活動を再開したいのだけれど…」について書いて行きたいと思います。

自分は、2017年に猟銃所持許可と狩猟免許を取得、お知り合いの伝手を辿って山梨県のとある猟隊に所属し、ほぼ毎週狩猟と有害鳥獣駆除活動を行い、ほぼ3シーズンに亘り巻き狩りで猪と鹿を獲ってました(って、自分では結局一つも獲ってはいないのだけれど(涙))。その詳細等については、以前書いたモノ(その1その2)に書いておきましたので、ソチラをご参照戴くとして。

狩猟と有害鳥獣駆除活動を行う為には、上述の通り猟銃所持許可狩猟免許の2つを取得する必要があります。ですが、自分の場合2019年6月~2022年10月の約3.5年シゴトの都合で韓国に駐在せねばならず、その際に猟銃の所持許可は住民票が無いと保持し続けられない為に返納、狩猟免許に関してはコロナ禍の影響で日韓間の行き来が出来なくなっているウチに失効、と言うコトで、折角苦労して取得した2つの許可・免許が無くなってしまった、と言う情況に陥りました(駐在中も住民票を抜かないと言う手は無いでもありませんでしたが、許可維持の為に住民税払い続けるのはコスパが悪過ぎてバカらしいのでヤメときました)。

そして、自分が韓国にいる間に、コロナ禍は世界中に拡散し、コロナ状況下でも楽しめる活動?として野外でヒトと濃厚接触する必要のないソロキャンやら釣りやらのアウトドアブームが起きたようで、狩猟についてもご多分に漏れずと言う情況になったみたいですね。上記2つの許可・免許を取得する為には事前講習を受講する必要があるのですが、コロナ禍でそもそもの受講人数制限がされたコト、プチ狩猟ブームで応募者が増加したコト等による負の?相乗効果も相俟って、その講習自体が中々受けられない、と言う情況になってしまったようです。
更には、2022年7月の安部元首相銃撃事件の際に自作の猟銃が使用されたコトもあって、猟銃所持許可を下す公安委員会ではあまり安易に所持許可を出さない方向に転換した模様で(以前は猟師の高齢化対策等もあって奨励モードだったのに、その後は厳格管理モードになったみたい。従い、合格率も以前の7割前後から3割前後にまで落ちた(落とした?)との話もあるようです)、所持許可希望者にとっては可也厳しい状況になりつつあるようです。
どうやら、その状況は現在も続いているみたいで、早く両許可と免許を取らなきゃ!と思って時々関連HPを見に行くと、大抵は予定されている講習会はスグにいっぱいになってしまっているようで、今に至ると言う惨状です。
ソレにもう一つ。昨日のニュースで報道されてましたが、昨今の全国的なツキノワグマやヒグマによる人的被害の増加、出没情報増加等もあって、駆除活動にあたるハンターや管轄のお役所等への誹謗中傷やら風当りが物凄く強くなっている一方で、自分の身や自身の畑等は自分で守る、と立ち上がった若者が狩猟免許取得に殺到している、なんてコトになっているのだとか(北海道のハナシですが)。この流れが本州側でも起こってしまうと、更に再取得の難易度が上がっちゃうか…。

と言うコトで今は丸腰状態なのですが、実は昨日元々所属していた猟隊にお願いして狩猟シーズン開始直前の有害鳥獣駆除活動に丸腰参加(鉄砲を持たずに、見学?参加)して来ました。
囲んだトコロには猪1匹・鹿4頭がいるとの見立てで囲んで犬を掛けたワケですが、結果としては鹿1頭には逃げられたものの、鹿2頭を無事捕獲、となりました。
久々の巻き狩り参加でしたが、鹿や猪を追い立てる犬の鳴き声、無線でヤリトリされるメンバー間の緊張感溢れる交信、響き渡る銃声等をスグ目の前で展開されると、ホントにオモシロい。ワクワクする、アドレナリン噴出。
そして、捕獲後の搬出から解体、そしてその後の反省会(と言う名の宴会?)など、やっぱり非常に面白いし、楽しいですねぇ。非日常世界。大量のお肉(マタギ勘定での闇肉?)のお土産も。

と言うコトで、やっぱり早く2つの許可と免許を再取得せねば!と改めて思い直しましたが、再取得が出来る迄には2つの講習の受講をすること、公安委員会(=警察)の厳格化された素行調査?にパスすること、狩猟免許取得の為にまたしても鳥の名前覚えたり、狩猟関連知識を再勉強したりせねばならないコト等、ヤルべきこと沢山ありますが、クリアーせねば前に進めないので、一つ一つクリアーすべく尽力して行こうと思います。
どなたか一緒にやりたい!と言う方がおられれば、やりましょう。

と言うことで本日はココ迄。
明日は「漁師料理・沖あがり」についてお届けしたいと思います。


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