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2024年9月26日(木)「開業準備・各種補助金」

今日の東京は曇り時々晴れ。
朝方の最低気温は20℃、日中の最高気温は29℃迄上昇。昨日よりは涼しさはやや緩和、でも暑いと言うホドではない一日でしたかね。気温の変化もあって体調を崩し易い時期でもありますね。気を付けましょう。さて、

昨日は「未利用魚・シナノユキマス」についてお届けしましたが、本日は「開業準備・各種補助金」について書いて行きたいと思います(冒頭画像はコチラから拝借しました)。

居酒屋を始めるにあたっての各種補助金。
調べてみると、結構色々な補助金・助成金があるんですよね。コロナの時にはもっと沢山あったようですが、コロナが終息した現在でも、スタートアップ/創業支援だったり、地域振興/商店街復興だったり、生産性向上だったりと、ホント多種多様な補助金・助成金制度があるようです。
ただ、コレらの補助金・助成金は申請すればスグに貰えると言うモノでもなく、ソレなりのハードルがあったり、ノウハウがあったりするようなんです。
従い、補助金特化の中小企業診断士なんかがコンサル業務の一環として補助金申請のお手伝いをして、実際に承認された場合には成功報酬ベースで何%戴きます(大抵は15~20%?)、なんてのがビジネスになってるホド。

確かに、手間暇は掛かるものの、条件に合致さえしていれば貰えるモノがあるのならば、ヤラない手は無いように思います。事業計画/創業計画を作成していても、ソレがあれば随分と採算性が向上するなとか、借入金の返済も早期に(或いは繰り上げて)進むな、なんて思ったりしてしまいます(流石に、取れるかどうか分からない補助金・助成金を計画に織り込むなんてコトは出来ませんが)。

では具体的にどんな補助金・助成金があるのか?
武蔵野市でヤル場合、武蔵野商工会議所が主催している「むさしの創業塾」と言うのが年1回あり(週1回2時間の4回コース、参加費2,000円)、コレを受講し終わり、その終了証を武蔵野市役所に持って行って申請し、「特定創業支援等事業」(←コレは経済産業省がやっているモノ)として認定されれば、以下の優遇策を享受するコトが出来るんです。
・株式会社設立の際の登録免許税が半額になる(15万円→7.5万円)
創業関連保証(無担保、第三者保証無)の特例を受けられる
日本政策金融公庫新規開業支援資金」の貸付利率の引き下げ対象として同制度の利用が可能(現状自分の場合には0.65%引き下げてくれるらしい)
・東京都「創業融資」に於いて融資利率が0.4%優遇される
小規模事業者持続化補助金、「創業枠(補助上限200万円)」の活用

たったの8時間と2,000円の投資だけでコレだけのリターンが享受出来るんだから、ヤラない手は無いですわね(実際この8月に「むさしの創業塾」を受講し、武蔵野市役所からも特定創業支援等事業として認定もされました)。アトはコレを以って粛々と上記の補助金・助成金を取りに行くようにしたいと考えてます。

ただ、上記は幾つもある補助金・助成金の一部であって、他にも色んなモノがあるようなのです。
現在はその一つ一つ、取れそうなモノを良く見て、いつ迄に何をどう揃えて、同申請するか等についてお勉強・検討中なのであります。取り敢えず、取りに行けそうかな?と思っているモノは以下の通り(多分、探せばまだまだあるような気はしますが…)。

1. 「中小規模事業者事業資金融資あっせん制度
多摩信用金庫から創業資金融資を受ける場合、現状だと1.9%利率適用なのですが、上記制度を利用する場合、武蔵野市から1.6%の利子補填を受けられ、仕上がり0.3%の利率で借入が可能。コレはオイシイですね。
2. 東京都中小企業振興公社「創業助成事業」
コレは年2回申請するコトが出来、助成対象経費が賃借料・広告費・器具備品購入費・従業員人件費等で、上限額400万円とはなっているものの助成対象経費の2/3を貰えると言う太っ腹。ただ、コレ迄の実績を見ると、申請に対する採択いつはザっと15%程度なので、確立(打率?)的には低く、ハードルが高いのが難点でありましょうか。
3. 東京都中小企業振興公社「商店街起業・承継支援事業」
主催しているトコロが同じだし、内容的には上記と被っているようなのですが、賃貸物件所在地に商店街があり、審査を通れば、店舗新装/改装工事費・設備/備品購入費・宣伝広告費を上限250万円で2/3以内、店舗賃借料は1年目180万円・2年目144万円・3年目120万円の上限あるも、2/3を助成してくれると言うモノ。
4. 国としてのIT導入補助金東京都の中小企業デジタルツール導入促進支援事業
小さなお店とする予定なので、DX化やらIT導入なんてヤル必要あるのか?と言う素朴な疑問はさて置き(笑)。ワンオペ前提だと極力機械に任せられるモノは任せたいとも思うので、手書き帳面でチマチマとやるのではなく、例えばモバイルオーダーだとか、キャッシュレス対応、顧客履歴管理や在庫管理、決算や税務申告のクラウド化等はやっておきたいと考えてます。
そんな状況だと、コレらの補助金が使える可能性あり。
5. 東京都環境局「省エネ型ノンフロン機器普及促進事業
ジビエ保存用を主目的としてマイナス60℃冷凍庫の導入は必須だろうと考えてますが、コレに上記が使えそう。コレが適用されれば上限額2,200万円で導入費の2/3が補助されるモノ。

とまぁこんなカンジで各種の補助金・助成金があるので、矢張り多少の手間暇が掛かったとしても、是非取りに行きたいモノですね。他に良い補助金、使えそうな助成金等がありましたら、是非ご教示戴ければと思います~!

明日は「居酒屋で目指すべきSDGsって?」について書いて行きたいと思います。

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