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取りの技術を磨くだけでは勝てない【競技かるた|大局観】

どうも、Karuta Club Roomの部員にオススメされた将棋関係の本を読み漁っている川瀬です。
※まだ全然読めていないけど

さて、本日は『取りの技術を磨くだけでは勝てない』というテーマでお届けします。

将棋の本を読んでいると『大局観』という言葉が頻繁に出てきます。

大局観とは、ボードゲームに置いて、部分的なせめぎ合いにとらわれずに、全体の形の良し悪しを見極め、自分が今どの程度有利不利にあるのか、堅く安全策をとるか、勝負に出るかなどの判断を行う能力のことである
(中略)
転じて、物事の全体像(俯瞰像)をつかむ能力のことを「大局観」または「大局」と呼ばれる。

Wikipedia

この『大局観』という能力は、競技かるたで勝つ上でも非常に重要だと思っており、この力が足りなければ取りの技術がいくらあっても勝てない場合もあるでしょう。

そのため、『大局観』は取りの技術と合わせて鍛えておくべき重要なテーマです。

ただ、この『大局観』は掴みどころがなく、鍛え方も分からなければ、この能力自体の言語化もしづらかったため、これまで記事の中ではあまり触れてきませんでした。

今回、僕の中での『大局観』の理解が少し深まりましたので、記事にしてみることにしてみました。

取りの技術と合わせて何を磨かないといけないのか、ぜひ参考にしてみてください。

競技かるたにおける『大局観』

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