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なつみの好物

Twitterフォローしていて日々のつぶやきを読んでいるのでこの記事のタイトルだけで、もうやばかった。↓

どうかどうか少しでも長生きしてくれますようにとよそ様のわんこちゃんのことをひたすら思う。

うちのなつみはもうすぐお空に帰って9ヶ月だ。失った哀しみというのは沢山の人に言われたように波があってなんとか意識しないで過ごせたかと思えば唐突に本当に突然に嗚咽が始まる。まだまだそんな日々を過ごしている。

なつみは中々に食の好みが細かかった。なのに膀胱に石ができちゃう、しかもそれがミックスの原因でどちらかにフォーカスした餌に出来なかったのでいわゆる結石に対応した餌をなんだかんだと缶詰ドライ色々と試した。

お空に帰る数年前から食べムラが激しくなり、原因不明の嘔吐や下痢が続いてこのままでは、、ということにもなったので、レバー、ニンジン、ブロッコリー、などなどこんなものを食べさせてと言われたけれど、必死こいて作ったおかゆやらなんやらをちっとも食べてくれなくて途方に暮れる日々が続いたので、犬が食べたらダメなもの以外はもうなんでも食べさせてやって少しでも体力つけていこうとなって、そこから私たちの味噌煮込みうどんやイタスパと名古屋人なら呼ぶであろうナポリタンみたいなスパゲッティ、シーフードペンネやフレンチトースト、などなど好んで喜んで食べてくれるものができてきて、まあ、とにかくそんな物を一生懸命食べさせていた。

結果、なつみがいなくなってから、私が食べられなくなったものが増えてしまった。

大好きな味噌煮込みうどんを作った日、当たり前のようにうどんを噛み砕いてる自分に気づいて号泣して食べられなくなった。チーズケーキをみては、ああ、なつみが好きだったとまた泣き、フレンチトーストの支度をしながらまた泣き、そんな状態でまあ情けない。

それくらいなつみが愛しかった。可愛かった。本当に大切だったんだ。ずっとパピヨン飼っていて、4匹目で最後になったのがなつみで、たまたまなのか、中々に手がかかる困ったコでもあり、アトムとウランとアリスの分の手間暇をかけて欲しいんだね、みんなの分可愛がって欲しいんだねって良くなつみにも話しかけていた。

いつか、家でちゃんと味噌煮込みうどんを作って食べられる日が来るかなあ?

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