帯状疱疹 只今療養中! #3
※水脹れ、水晴れ、病変部分の写真を掲載しています。閲覧注意※
この日、水脹れに気付く前に、同じ場所(手のひらの人差し指の付け根あたりの部分)に切り傷のような痛みを感じていた。
仕事柄、紙を扱うので捌くときに薄く切ってしまうことがよくあって、そのピリッとした痛みに似ていた。しかし痛いところを見てもいつも見る傷跡はない。でも時折ピリ、ピリッと来る。何の痛みなのかと思っていたらそこに水脹れがいつしか膨らんでいたのだった。
解熱鎮痛薬ロキソニンは市販されている。しかし第1類医薬品なので、ドラッグストアでも売っていないところが大半。処方箋を出す調剤薬局で販売してくれるところもあるが、これも一部。探すのは大変だ。帰宅途中にある薬局で一件、売ってくれるところを知っているのだが、閉店時間に間に合わない。そこで楽天通販を利用してみることにした。
ところが、購入 → 説明と承諾確認 → 配送 という購入後のメールでのやり取りが挟まれるため、手に届くまで少し時間がかかる。「翌日配送」の表示があってもこのやりとりのおかげで早くても2日ほど挟む。
仕方なく、ドラッグストアに駆け込んで鎮痛剤としてとりあえず目についた「バッファリン」を入手、服用してみた。のだけど、上記の通り。効かない。
この水脹れが触れるだけで痛い。この痛みに反応するように頭痛と右腕全体に鈍痛が走る。
まだこの時点では「虫刺され」のようなもの、くらいの認識しかなく、この膨らみには「オロナイン」を塗って対処していた。年代的に皮膚の患いにはこのオロナインが万能薬だと信じている世代なので。
この日が金曜日でよかった。とりあえず土日を休める仕事だったので翌日は休日。いろんな痛みのせいで気力も積極性も失いかけていたところだったので翌日ゆっくり休める、というのが大きな安心感でもあった。
ところが、この夜。
寝ている最中、右腕肘のあたりに痒みを覚えて、掻いたら激痛。
ヒリヒリするので触ってみると広い範囲で凸凹している。
電気つけて調べてみると肘のあたり広範囲に水脹れが広がっていて、これが気持ち悪いのなんの。
ああ。これはダメだ。なんか悪い病気だ。
「何か悪いもの食べたっけ」とか眠気が吹っ飛んでしまって、とりあえず近所に皮膚科があったかどうかを調べてみると、意外と便利な場所に土曜日も開いているクリニックを確認。
病院嫌いで普段よっぽどのことがなければ行く気がしない病院。
ズラッと並んだ水脹れにはその「よっぽど」を感じてしまった。
こんな感じで、かなりの速度で症状が広がってくる。それだけに恐怖心も煽られる。
「一体何なんだ・・!」