オグマンディーノ 世界最強の商人
内容が多いので、自身がフックする所だけまとめました。
ストーリーは省略して、十巻の巻物の内容のみです。人生を変えた1冊として、この本を選ぶ方はかなり多い印象!
第一巻
私は今日から、新しい人生を始める
良い習慣を作り、その奴隷になる。
第二巻
私は今日という日を心からの愛をもって迎えよう
私はどのように話したらいいのだろうか?
私は私の敵を賞賛しよう。そうすれば彼らは友人になるだろう。
私は友人を勇気づけよう。そうすれば彼らは兄弟になるだろう。
私は常に人を賞賛する理由を探そう。決して人の悪口を言わないようにしよう。
人を非難したくなったら、口をつぐもう。
人をほめたくなったら、屋根の上に立って大声で賞賛しよう。
私が出会う人々には、どう接すればいいのだろうか?口には出さずに自分の心の中で
「私はあなたを愛しています」と呼びかける
1番大切なことは、自分を愛すること。
第三巻
私は成功するまでがんばりぬく
私は常にもう一歩踏み出そう。それでもだめなら、もう一歩すすむ。そして、さらに一歩踏み出すのだ。
事実、一度に一歩だけ踏み出すのはそれほど難しいことではない。
物事は良きことのために起こるということを知っておこう。
販売に失敗することは、次の販売の成功するチャンスが増えることだ。
「いらない」といわれるたびに、「買います」という声がより近くなる。
不機嫌な顔に出会うのは、次に「笑顔」に出会う準備を私にさせてくれる。
私が出会うどんな不運も、その中に明日の幸運の種を宿している。
第四巻
私はこの大自然最大の奇蹟だ。
私はめったにいない存在だ。めったにないものには価値がある。
それゆえに、私には価値がある。
私は何千年もの進化の最終生物だ。
私は過去のいかなる時代の皇帝や賢人よりも、精神的にも肉体的にも優れているはずだ。
しかしその資質、すなわち技能、知性、心、肉体も、私が活用しなければ流れが止まり、腐敗し、死んでしまうだろう。
私は無限の可能性を秘めている。
私は自分の頭脳も筋肉もほんの一部を使っているにすぎない。
私は昨日の成果の100倍、業績を増やすことができる。そして、私はそうする。
それも今日から始めよう。
私はこの地球に偶然産まれてきたのではなく、目的を持って生まれてきた。
その目的とは偉大なる山のように大きく成長することだ。
今日から私は自分の可能性をその限界まで活用し、最高の山になるために、最大の努力をしよう。
私は人間についての知識、自分自身についての知識、私が売る製品についての知識を増やす為に、最大の努力をしよう。
私は製品を売る時の言葉を練習し、改良し、磨きをかけよう。
なぜならば、売るための口上は私の職業の基礎になるからだ。
多くの先輩がただ一つの素晴らしい口上によっめ巨大な富と成功を達成していることを決して忘れてはならない。
人生最大の秘密とは、
すべての問題、失望、心痛は、実は仮面を被った偉大なチャンスだということが見えるようになること。
第五巻
私は今日が人生の最後の日だと思って生きよう。
昨日の不運や、昨日の敗北や、昨日の心痛を
嘆いて、一瞬でも時間を無駄にするのはやめよう。
私は時間を無駄にするものは極力避けようと思う。
ぐずぐずと延期することはやめ、直ちに行動しよう。
疑いは信頼のもとに葬ろう。
恐怖は自信をもって断ち切ろう。
無駄口には耳をかさない。
怠惰なものとは付き合わない。
怠け者には近付かない。
今日なすべきことは今日のうちにしてしまおう。明日、私には与えるものがなく、受け取ってくれる人もいないのだから。
私は今日を私の最良の日にしよう。
私は今日の1分1分を十分に味わって飲みつくし、感謝しよう。
私は時間を1分たりとも無駄にせずに、価値あるものと交換しよう。
私は以前にも増して懸命に働き、筋肉が悲鳴を上げるまでがんばろう。
そしてもし、今日が最後の日ではなく、明日も生きていられたならば、私はひざまずいて神に感謝しよう。
第六巻
今日、私は自分の感情の主人になる。
すべての自然は循環しており、私もまた自然の一部である。だから、私の気分も潮の満ち干のように、上がったり下がったりする。
私は毎朝、昨日とは違った気分で目が覚める。これはほとんど理解されていないが、自然のいたずらの一つ。
弱者とは、自分の感情が行動を支配するのを許す人のことである。
強者とは、自分の行動によって感情を支配する人のことである。
もし、気分が沈んでいたら、歌おう
もし、悲しかったら、笑おう
もし、気分が悪かったら、仕事を倍にしよう
もし、怖かったら、頭から飛びこんでゆこう
もし、劣等感を感じたら、新しい服に着替えよう
もし、自信を失ったら、声を高めよう
もし、貧しさを感じたら、来るべき富を考えよう
もし、能力に自信をなくしたら、過去の成功例を思い出そう
もし、卑屈になっていたら、自分の目標を思い出そう
自分はこの程度で精一杯だと自己満足できるのは、能力のない人々だけだ。私は能力のない人間ではない。
いつの日か、私を引き裂き、ダメにしようとする力と戦わなければならないこともあるだろう。
それが絶望や悲しみならば簡単に察知できる。しかし、微笑みを浮かべて親しげな友人として接近してくる人々が、私を破滅させることもあるだろう。
それらに対しても、私は警戒の手を緩めてはならない。
もし、自信過剰になったら、失敗したときのことを思い出そう。
もし、贅沢になったら、昔の飢えた日のことを思い出そう。
もし、自己満足に陥ったら、競い合っていたときのことを思い出そう。
もし、自分の偉大さに酔いしれたら、恥辱の瞬間を思い出そう。
もし、自分が全能だと感じたら、風が止められるかどうか試してみよう。
もし、巨万の富を得たら、飢えた人がいることを思い出そう。
もし、尊大になったら、無力だったときのことを思い出そう。
もし、自分の技が誰にも負けないと感じたら、星を見上げよう。
今日から私はすべての人間の、そして私自身の感情の神秘性を認め、理解しよう。
この瞬間から、私は日々、私の中にどんな人格が生まれようとも、コントロールする用意ができている。
私は積極的な行動によって、自分の気分を支配する。
そして、自分の気分を支配できたとき、私は自分の運命を支配するだろう。
第七巻
私は世間を笑おう
あらゆる生物の中で、笑うことができるのは人間だけだ。
今日から、私は良く笑う習慣を身に付けよう。
私は、何にも増して自分自身を笑おう。
なぜならば、あまりにも自分を重要だと考えている人間ほど、滑稽なものはないからだ。
辛いとき、苦しい時に私を救う魔法の言葉
「これもまた過ぎ去ってゆく」
私は自分と世間を笑うことを忘れるのを、絶対に自分に許すつもりはない。
笑うことは自然が私に与えてくれた最大の贈り物だ。
第八巻
今日、私は自分の価値を100倍にする。
もし、木の葉や粘土や木材、羊毛などの価値が人の手によって100倍にも千倍にもなるのであれば、私も自分の名前がつけられた粘土に、同じことができるだろう。
私は、麦の一粒に似ている。
麦には3種類の未来がある。
豚のエサになるか、パンになるか、種として植えられるか。
違いは、私は自分の未来を選択する自由があること。
私は今日の目標を設定してから、
今週の目標
今月の目標
今年の目標を次々に設定し、
最後に人生の目標を設定する。
人生の目標を設定するには、過去の最高の業績を考慮して、それを100倍にしよう。
これが将来の私の生き方の基準になる。
目標が高過ぎると心配する必要はない。
なぜならば、月を狙って投げた槍が外れて鷲に当たる方が、
鷲を狙って岩に当たるよりもずっといいからだ。
他人の業績を超えることは重要ではない。
自分自身の業績を越えることがすべてなのだ。
私は自分の人生の預言者になる。
私は低過ぎる目標を設定するという恐ろしい過ちは犯さない。
私は失敗者が試みようとしない仕事をする。
私は常に自分の手の届く範囲以上を目指してがんばる。
私は市場での自分の業績に絶対に満足しない。
私は目標が達成されたら、すぐにより高い目標を設定する。
私は常に次の1時間に、今の1時間よりも高い業績を上げるように努力する。
私は常に自分の目標を世間に宣言する。
しかし、私は自分の業績を自慢しない。そのかわり、世間が私を高く評価してくれるならば、それをありがたく謙虚に受け止めよう。
一粒の麦が100倍になり、その一粒が更に100本の茎を生やす。100倍が10回繰り返されれば、それらは地上のすべての町の人々を養うことができるだろう。
私は一粒の麦以上のものではなかろうか?
第九巻
私は今、行動する。
地図、本、夢、計画、目標
すべて行動があってはじめて命を吹き込まれ、生きた力になる。
行動こそ、成功のための食べものであり、飲み物なのだ。
行動を引き止め、遅らせるものは恐怖心から生まれる。
恐怖心を克服するには、「ためらわずに、今直ちに行動する」ことだ。そうすれば、心の動揺も消える。
私か、ホタルの生き方を教訓とする。
他の人は蝶のようになるが良い。羽を広げて得意になっているが、花の慈愛にすがって生きている。
私はホタルのようになろう。そして私の光で世界を照らすのだ。
私は今、行動する。私は今、行動する。私は今、行動する。
私はこの言葉を何回も何回も何回も繰り返そう。この言葉によって、成功に必要なすべての行動をとるように、私の心を条件付けることができるのだ。
市場に入る時、私はこの言葉を唱える。すると、すぐに私は最初のお客に出会う。
一方、敗者はまだ断られることを心配している。
市場で私の価値を決めるものは私の行動による結果だけだ。
そして、私は自分の価値を倍増するために、自分の行動を倍にしよう。
私は失敗者が恐れて歩かない道を歩こう。
失敗者が休むときにも私は働こう。
失敗者が沈黙している時も、私は話しかけよう。
失敗者が大口の客1人を狙う計画を立てている時、私は製品を買ってくれる10人を訪ねよう。
失敗者がもう手遅れだと嘆く前に、私はすでに仕事は終わったと言おう。
成功は私を待ってはくれない。
私がぐずぐずしていたら、彼女は他の男も婚約してしまうだろう。
そして、私は永久に彼女を失ってしまうだろう。
今がそのときだ。ここがその場所だ。私がその男だ。
**第十巻 **
人間を含め、大地を歩くすべての生き物は助けを求める本能をもっている。
我々の叫びは祈りの一種ではないのだろうか?
この世にはこれらの叫びを聞き、それに応じることができる何らかの偉大な力が存在するのだろう。
私は世間の物質的なものを求めて祈りはしない。
私は導きだけを求めて祈る。これらのものを手に入れる方法を示して下さい。と祈るのだ。すると、私の祈りはいつも叶えられる。