軽く投げてるつもりでも、肩や肘には意外と負担はかかっているかも
野球のフォームやケガの研究で有名な人たちが勢ぞろいしてこんな研究が行われました。
内容はシンプルで、
力加減をして投げたときの
・腕の角度
・腕を振る速さ
・肩の最大外旋角度
・肘の外反トルク(内側側副靭帯に負担をかける力)
・球速
これらを測定しました。
結果は、、、
黒い線が選手の力加減を表していて、
左から、100% ⇒ 75% ⇒ 50% と小さくなっています。
しかし、上に書いたものの数値はあまり下がっていませんね。
球速は 50% の力で投げても、MAXの 78% は出ているらしく、
肘の外反トルクは 50% の力で投げても、86% にまでしか減っていなかったのです。
ということで、
「今日は疲労を考慮して軽めで調整しよう」
とか
「ケガから復帰して間もないから、軽いキャッチボールからはじめよう」
とか思っていても、意外と肩や肘には負担がかかっているということで、
そのことを頭の片隅において練習してみてはどうでしょうか。
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