【読書メモ】「量子論」と「鋼の錬金術師」
「一は全、全は一」その意味を知ってますか?
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この言葉は漫画「鋼の錬金術師」の中で
主人公の少年が師匠から最初に学ぶ教えです
世界にとって
自分はちっぽけな存在だけれど
自分というちっぽけな存在が
世界そのものでもある
という哲学的な教えです
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思えばブッダさんも
「あなたたち自身が仏なんだよ」
と謎めいたことをいったり
私たちが最も大きな存在だと
信じていることが
実はわたしたち自身でもある
そんな教えが世界中で残されています
「一は全、全は一」
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最近、物理学の本を読んでいて
面白いなと思うのが、
「一番大きなもの」と「一番小さなもの」は
繋がっているということです
宇宙誕生についての有力な説が
ビックバン説
宇宙は「素粒子=一番小さなもの」
から生まれたという説です
人間は自分たちの住む世界を顕微鏡で
調べはじめ、全てのものが「原子」で
作られていることを発見しました
そして、その「原子」を
分けられないところまで
分解したものが「素粒子」
そのようなミクロのものを扱う物理学を
「量子物理学」というそうですが
広大な宇宙のことを調べていくと
やがて、一番小さなものにたどり着く
という結果になるそうです
つまり、
「一は全、全は一」
なんかこのまま新興宗教を
開けそうな雰囲気になってきましたね
(たしかに👩)
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「鋼の錬金術師」の中で
人が作りだした人造人間「ホムンクルス」は
フラスコの中でしか生きることが
できませんでした
だから、彼らは
そのフラスコの中から出るために
何だってやることに決めた
そして、ある国全ての人間を犠牲にして
自分の肉体を手にいれました
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私たち人間も
もしかしたら、ナニカによって作られた
「フラスコの中の小人」だったりして
そして、
「フラスコ」の中から出るために
科学技術を発達させ、あらゆることを
やってきた
けれどその代わりに、
多くのものを犠牲にしてきたのかも
地球というちっぽけな「フラスコ」を
飛び出して
その先に飛び出す代償はなんなのか…
ちなみにゲーテが書いた「ファウスト」
という作品の中で、「ホムンクルス」は
体を求めて旅をする途中で
そのフラスコが割れて消え去ってしまうのです
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さて、私たち人間の行く末は?
さあ、心配になってきた方は
この壺を買うのです!
本当なら1億円のところを
今日は100万円にしてあげますよ!
(やめい!👩)
◾︎さいごに
書いていてよくわからないところに
辿り着こうとしていたので
ここら辺でおしまいにしようと思います
まあでも、結局は
人間が何をしようと宇宙全体にとっては
ささいなこと…
なんてことはなく
たった一人のちっぽけな人間の力を
私は信じています☺︎
「一は全、全は一」
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読んで頂きありがとうございました☺︎