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【読書メモ】自由になるための技術リベラルアーツ


自由を手にするために、何を手放しますか?

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本書は「リベラルアーツ=教養」
の必要性について書かれた本です

気になった箇所を紹介します


1.「欧米は罪の文化、日本は恥の文化」

キリスト教圏では、神との契約が
人生の指針となるそうです
例えば聖書の中にこんな話があるとか

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『ある国の王が、神から命令を受けた
「敵の町を滅ぼせ、
すべての生き物を根絶やしにしろ」

王は町を滅ぼしたが
羊を一頭だけ生かしておいた
神への貢物にしようと考えたのだ

神は羊をみて怒った
「生き物を根絶やしにしろっていったじゃん
契約に逆らったな!」

王は権力を失い
次の王に追われる身となった』

日本人からすると
「いや、王様気を利かせただけですやん」
「できる部下ですやん」
と言いたくなるところ
しかし、神との契約は絶対なのです

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何かの記事で読んだのですが
「他人に迷惑をかけなければ何をしても
いいと思いますか?」
と言う質問に対し、日本人は過半数が

「だめ!ぜったい!」

といったそうですが
キリスト教圏では

「そりゃいいに決まってるでしょ!」
という意見が多数派だそうです

キリスト教圏の人は神との関係を
日本人は他人との関係(=空気)を
重んじるんですね

他人を気にしすぎて疲れてしまうことが
誰しもあるのではないでしょうか

他人の目を気にすることなく
ひたすら自分の“好き”に
没頭する時期が
人生にあってもいいんじゃないかと

私は思うのです



2.「創造性は人生における累積の移動距離に相関する」

本書によれば
「リベラルアーツ=教養」を学ぶ意味とは
「疑うべき常識を見抜く目」を育てるため
だそうです

そして、そのために大切なのが
多くの人と話し、多くの本を読み、
多くの旅を経験することだとか

✳︎

私はもともとは「旅で体験する派」だったので
多くの国に飛び込んで
たくさんの感動を味わっていました

学生時代なんかは本をほとんど
読んだ記憶がありません(勉強せいや👩)

けれど、旅先で本を大量に持っている
方と遭遇し、読んでみたところ
衝撃がはしりました

「本、おもしろ!」

そこからはご存知(?)のとおり
本を読み漁り

「いや、いつ使う知識やねんそれ」

とツッコミながら頭に活字を
流し込む日々を送っています

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思えばあの日、
あの人に出会っていなかったら…

いやそもそも、
ちょっと行くのは勇気がいる
あの国に行ってみようと決意していなかったら

いやいや、そもそもそも
海外旅行に行くことが可能な
日本という恵まれた地に生まれてなかったら

素晴らしい本たちとの
出会いもなかったんですね


✳︎

人生が終わるまで
旅を続けていこう


どんな形でも



そう感じた2021年の春でした



◾︎さいごに
読んでいただきありがとうございました☺︎








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