「無意味」発信者

最近は真理の探求が、なかなか行えていない。

新しく書ける事はあって、実際に新しい有料note記事の下書きもあるし、コンセプトもそこそこ決まっている。でもなかなか、そっちに手が伸びない。

ギターやゲームなどといった趣味を謳歌しているせいもあるが…なによりアウトプットに力を入れているせい…ってのが大きいように思う。

note記事もstand.fmのラジオ放送も毎日アップしている。YouTubeの動画に関しては無料動画が週２本、メンバーシップ動画が週１本といったペースで、毎週３本を録画&編集しているのだ。加えてセカンドチャンネルの動画も、ね。しかも私の場合、これを全てワンオペで管理している。

なので、なかなか新しい有料記事に手が回らないのが現状なのだ。尤も、娯楽を我慢すれば良いだけの話なんだけどね。

でも以前言った通り、この2024年からはやはり、発信フェーズのように思う。

今までずっと、インプットをしてきた。勿論、まだまだ探求は続く。でも今、こうして世界の転換期である事を考えると…このタイミングで私が発信しまくっている事にもきっと、意味があるように思う。

ただ…私の考察内容を聞いて腑に落ちる人は、本当にごく一部のようだ。

例えば以前とある喫茶店に入った際、たまたま居合わせたお客さんとマスターで人生の話になったのだが…

その時、私は以下のように述べた。

「皆、人生や人間ってやつに期待をしすぎる。もっとポジティヴな意味で失望しないと。人間は汚いんだよ。だから人生も結局、美しいものなんかじゃない。時に人は殺すし、騙すし、犯すんだから。綺麗なものにばかり目を向けて期待しすぎると、『いざ』という時に己の中にある理想とのギャップに耐えられない、単なる『ご都合人間』になっちゃう。ニュートラルに至る為には、そのバランス感覚が大事だと思うんです。」

すると…周りの空気が明らかに変わった。

「理解できない」とった空気だ。

お客さんも非常に具合が悪そうな顔で「あぁ〜…」と言う。何というか、「それって人生つまらなくない？」とでも言いたげだった。その顔を見れば、私の話を理解出来ていないのは明らかだ。事実、「人生」をテーマにした話題はそこでプッツリと途切れた。

まぁ私は坊主じゃない。だから説き伏せるようなこともしない。

でもやっぱり…大体の人間は、真理からは程遠い所にいるのだと、改めて実感した。

私は…何をしているのだ。

誰にも理解されない、この己の解釈を発信し続けて…どこへ向かおうとしているのだ。

…それは私自身にも、分からない。

あえて誰でも分かる言葉を選んで言うなら…それは「神のみぞ知る」って事だ。

でも下手すりゃ、その「神」すらも私である。

じゃあ今やってる事って、本格的に無意味なんじゃないのか？

…あぁ…でもそれでいいのか。

私の方こそ、己の考察結果に何かしらの「期待」をしていたのかもしれない。

全ては無意味、か…やれやれ。

今日も私は、その「無意味」ってやつを発信し続けている。

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