思考の言語化
最近、行きつけの猫カフェでマスターの奥さんから興味深いことを聞いた。
この世の「歴史」ってやつが、どうにも納得いかないそうで…特に恐竜の話などは全然意味がわからない、と。
「途中で進化?するとしても、たとえば足や翼が新しく生えてその環境に適応し始めるとして、その前後の世代ってどうしたのかなーと思って…」
そう言う奥さんの意見を聞いて、私は久しぶりに大きな声を上げてビックリした。
普段からそのような事を考えている人…特に女性に会うのは久しぶりだったからだ。いや…初めてだったかもしれないな。
確かに我々は「進化途中の生き物」を見ない。この世に存在する虫や動植物は、最初から完成されている。
その事実をふまえ、さらに生物学会にダーウィンの進化論を支持している人がほぼいない事を伝えると、「やっぱり!」という顔をし、合点がいったようだった。
ひょっとすると、この奥さんのように考えている人は割といるのかもしれない。
ただ自分の考えを言語化するのが苦手…というだけなのだろうか。
私も苦手だった…しかし、今はむしろ得意中の得意と言っても良いだろう。
複雑で難解な物事を、小学生でもわかるよう、出来るだけシンプルな単語を使って説明する…それだけなんだけどね。
これ、出来ない人はとことん出来ない。自分のペースでしかモノを言えず、相手の知らない専門用語をバリバリ使って話し始める。
空気が読めない、頭の悪い人間に多い。昔、パチプロをしていた時代にこの手の人間を腐るほど見てきた。あいつらそもそもの地頭が悪いもんだから、要点をまとめて人にモノを教えるのが下手すぎるのだ。しかも、自分が賢いと勘違いしているから余計にタチが悪い。
私は…いつから思考の言語化を、胸を張って「得意だ」と言えるようになったのだろう。
それは当然…真理探求を始めてからだ。明らかにこのタイミングから、圧倒的に上達し始めた。
頭の中に抽象化したビジョンを、いかに皆に伝わるように言語化するか…私のコンテンツはそれが「全て」と言っても過言ではない。つまり「思考の言語化」こそが、私の仕事なのだ。
そうやって改めて考えると…私はこの真理探求を始めてから色々な意味で、本当に大きく成長したと思う。
思い描いた事を「ことば」にするトレーニングは…みんな普段やってそうで、実はなかなか出来ないものだからね。
私がこういったプロセスで成長を遂げている事にもきっと…何らかの意味や示唆があるのだろうなぁ。
もし私の研究に興味を持って頂けたなら、是非ともサポートをして頂けると嬉しいです。サポート分は当然、全て研究費用に回させて頂きます。必ず真理へと辿り着いて見せますので、どうか何卒、宜しくお願い致します。