2020まとめ ~斐太高校野球部 強化プロジェクト~
斐太高校野球部を支援しており、2020年の活動報告をします!
今年は高校生にとって野球部に限らず本当に悲劇というか可哀想な年になりました。
ただし前を向いて進んでいたことは、変わりないので斐太高校野球部も報告します。
※以下、斐太高校の改めて自己紹介ですので、知ってる方は目次まで飛んで下さい
斐太高校は岐阜県高山市にある進学校です。文武両道をモットーとしているため、決して部活をやる環境は恵まれていません。
また豪雪地帯でもありますので、野球だと雪の影響でかなりのハンデを背負っています。
嘆いていても気象環境を誰も変えることは出来ないので、やれることをやってます。
詳しくは私の過去のnoteを読んでいただけますと幸いです。
今年の振り返り
今年ですが大きく取り組んだこととしては
①オンラインMTGの積極開催
②前沢くんからオンライントレーニングレクチャー
③ダンベルの追加購入
④SNS強化(特にTwitter)
の4つが上げられます。
取り組みとしては準備段階、試験段階に近く、結果はまだ出てないです。
でも結果を出すために監督、部員はめちゃくちゃ頑張ってます!だから来年も応援して下さい!
↑これがこのnoteで一番言いたいことです。ここまで読んでいただけたらそれでいいです。
①オンラインMTGの積極開催
言わずもがな今年最も普及したモノの1つ、オンラインMTGを積極的に取り入れました。
休校中の部員たちがどのような活動をしてるのか、そもそも監督、部員同士が顔を見る機会が圧倒的に減っており、その機会創出にもなりました。
結果としていろんな発見がありました。
引退した3年生が当時、自発的に見つけてアプリを使ってトレーニングを、なにをどれだけやったかお互いに確認しあってると聞いたときは、僕も監督も前沢くんも驚きでした。(詳細はこちらです)
https://note.com/masayakuririn/n/n3178eafb3665
②前沢くんからオンライントレーニングレクチャー
8月以降、新チームになり前沢くんが組んでくれたトレーニングのフォーム等、どこの筋肉に効かせる、どういう野球の動きに生きるなど一つ一つのメニューが正しく理解できてないという相談が監督からありました。
そこでオンラインにて部員が一つ一つ前沢くんに向かって説明し、意味や動きなどを前沢くんが丁寧に解説していくMTGを、合計6時間ほど実施しました。
あとは前年同様に新チーム結成のタイミングで前沢くんから、部員と保護者向けにトレーニングと栄養摂取についてのセミナーも行いました。https://note.com/masayakuririn/n/n09d9417375d9
③ダンベルの追加購入
コロナの影響で学校のトレーニングルームに人数制限が入り、それによってトレーニングルームを使える頻度が下がる事態に直面しました。
そこでたまたま超超超格安でダンベルを譲って頂ける話があり、即購入しました。(千葉さん、いつもありがとうございます。)
これにより、トレーニングルームの外にも一定数のダンベルを確保したので、人数制限が入っても何とか工夫して乗り越えられそうです。
④SNS強化(特にTwitter)
9月頃からマネージャーを中心にTwitterアカウント運用を強化しております。
この目的は飛騨地域、もしくは全国の高校野球ファンに斐太高校の取り組みに興味を持っていただき、更に応援してもらいやすくするようにです。
この取組みは僕が言い出したのですが、個人的な目的はリクルーティングです。
やっぱり斐太高校野球部がどんな活動してるのか分からないと、選ばれづらいじゃないですか。
なんとなく強い高校が良いだろうな。
って中学生が思うのは当たり前なんですけど、そこに対してメスを入れたくて、どうやったらこの全国でも先進的な取り組みに気づいてもらいやすくなるだろうか?
という考えから、始めてもらいました。
是非フォローして、いいねやリツイートしてほしいです!w
2月末までに300フォロワーが、部員及びマネージャーの目標なんですw
https://twitter.com/hida_baseball
取り組みの現状課題
今年やってみて課題と感じてるのは
①部員がどうしたら目的ややるべきことを理解して、継続的に続けられるか
②100%までは引き出せても120%は自分でしか引き出せないので、そこにどうもっていくか
③そもそも高校生のSNSの可処分時間が短すぎるw
①、②はパーソナルな問題だと思いきや、斐太高校の特徴だと思ってます。
とにかく前に出て、人違っても、時には人を差し置いてもオレが目立ちたい!!って生徒が学校の特徴としてホントに少ないのが実情だと思います。
(筆者を知ってる方は、信じられないと思いますが黙って読んで下さい)
これは生徒や部員は全く悪くなくて、仕組みで成功体験を少しずつ積んで変えられる、引き出せるプログラムが必要だと思ってます。
全員がそうなればいいというわけではなく、チームにはいろんな色の人間が必要で、同じ色だけではダメだよね。という話です。
斐太高校に足りない色を分かりやすく言うと、ソフトバンクホークス松田宣浩選手です。
#熱男求む
今年の取り組みで1番驚いたのは③です。
Twitterについて、オンラインでMTGしてるときにTwitterアカウント持ってない子はいるし、家居てもテレビ見てて、Instagramやyoutube見てる時間も一日の中で殆ど無い。とも言われました。
これは驚愕です。私が仕事柄で日々見ているデータは何だったのか?と思いましたw
もし調査会社の方が見ていたら、都市と田舎の高校生のSNS可処分時間の違いをまとめると、大手広告代理店が買う気がしてますw
なのでTwitterアップしてもらうのも、普段から見ていないのでやり方やどういう文章が良いのか分からず、想像の何倍もの負荷がかかっていたというのは、こちらの大反省ポイントです。
しかしTwitterで活動を報告するようになり、OB達が野球部をかなり気にかけてくれるようになった気がします。
短期間で変化感じてるので、来年根気強くやり続けたら結構いい取り組みになりそうです。
斐太高校生の潜在的な課題
前章でも記載しましたが、斐太高校というのは進学校で真面目、優等生と言われる生徒が圧倒的マジョリティです。
(筆者を知ってる方は、信じられないと思いますが黙って読んで下さいx2)
野球部で行くと、声を上げて試合や練習で引っ張っていくパートの担当が足りていません。
(前述にもありました、いわゆるマッチ不在問題ですね)
#熱男求む
くどいようですが、生徒や部員は全く悪くなく、チームとして足りてないという話です。
ただし熱男がいると、引っ張られて伸びるのも事実で2年前にベスト16まで行ったチームは主将と数名が、まさしくそんな感じでした。
#だからマッチは凄い
1つ1つのトレーニングをフルマックスで、もっというとベンチプレス、ジャンプ1回にしても声出して、周り鼓舞してバカになる力が加わると、真面目で与えられたこと(宿題)はやり切る力は既にあるので、好循環を生みます。
この課題ってなんだかんだ僕らの頃から変わってない気はするので、10年前も50年前も、どの部活でも学校としての課題なんだろうなと勝手に思ってます。
上記の課題に対してのアプローチを鴨林監督、前沢くんと共に来年は考えて試行錯誤する年です。
解決策の1つがSNSによる発信だと僕は思ってます。
飛騨地域としての課題
いろんな色の生徒に入学してもらうという課題に対して、個人的な解決案があります。
飛騨地方というのは本当に地元民で構成されており、学校関係者も殆ど(90%は超えてると思う)飛騨地方出身です。
そしてそのうちの大半以上が斐太高校出身者です。
そうなると、中学野球部顧問も斐太高校野球部OBが多くいます。
事実として鴨林監督と僕の同期も高山市内の中学野球部顧問をしています。
そうなったときに、疑問としてなぜ斐太高校に入ってこないのか?
もちろんいろんな問題や個人の意志もあると思いますし、重々承知しています。
一方で、中学校教諭の中学生進路に与える影響は甚大で、その選択肢の1つに斐太高校を入れてくれれば、20-30%くらいの生徒は考えると思います。
語弊がありそうなのですが、それを説いてると長文になるので書けませので、端的に「斐太高校野球部OBがリクルーティングにもう少しだけ協力しても良いのではないか」と感じます。
大阪桐蔭、履正社、横浜高校等の全国の超一流高校や東海地方でいくと、中京大中京、津田学園、中京学院中京などの超強豪からスカウト来た子はその高校に行くべきです。
ただそうではない子もいるはずで、かなり面白い取り組みをしている自負はあるし、設備としても整ってきています。
なのでそんな方々に情報が届くように、理解いただけるようにやるので、頭ごなしに「斐高いったって、どうせダメやさ」ではなく取り組みをフラットに見て、進路を選んでもらえるとめちゃくちゃ嬉しいです!
2021年も鴨林監督中心に頑張りますので、ご声援のほどよろしくお願い致します!!
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