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noteで「教え方の教科書」をまとめていきます

「人生を変える教育ビジネスの創出」をミッションに、THE ONE株式会社を創業して13年目。おかげさまで700名以上の教育リーダーが集い、唯一無二の教育プログラムが誕生している。あらゆるジャンルで、業界の常識を覆すベストセラー作家、受講生が自分らしさを表現できる安心、安全の講座型コミュニティが広がっている。人生の大半を孤独と葛藤の中にいた僕にとって、夢のような世界が少しずつ現実になってきて胸が熱くなる。

2025年のテーマとして、自分が生み出すコンテンツとして何が人の役に立てるのか?考えた結果、日々教育ビジネスの構築に従事している一人の実践者として、自分の考えや取り組みをお届けすることにした。綺麗な、まとまった文章はAIが作ってくれる時代。お客様の結果を出すために、悪戦苦闘する中で培われる実践知をお伝えすることに価値があると考えた。

「講師」として受講生の成長を願い、
「父」として子供の成長を願い、
「経営者」としてチームの成長に奮闘している。

我が子を見ていると、昨日までハイハイだったのに突然歩き始めたり、大人が驚くような成長を見せてくれる。成長とは最上の感動体験だと思う。一方で、40歳を過ぎた僕は、1年単位で見ても、相当意識しないと成長どころか退化してしまう。売上が伸びているからといって、自分が成長しているとは限らない。定期的にコンテンツを発信することを自分に課すことで、何か一つでも成長して、人に役立てる存在でありたい。

「教え方の教科書」などと偉そうなタイトルにしたが、『教え方=学び方』と考えていて、学習者としての実践を綴っていく。自分のことを棚に上げた「教え方」では人は動かない。自分すら動かせていないのだから。教育コンテンツの体系化は大切だが、自ら行じることで初めてコンテンツに命が宿る。

前置きが長くなった、今回は、『期待だけでなく、依頼しよう』という話をまとめてみる。

先日、ある受講生が「あの人は何もしてくれない」と愚痴をこぼしていた。お気持ちは分かるが、「具体的に依頼しましたか?」と聞くと、「それはしていないけど、やってくれるのが当然だと思う。」とムッとしている。さすがに、その場では言わなかったけど、冷静にこの文章を読んでくださるあなたと共有したいのは、「それって赤ん坊が泣いているのと一緒じゃないかな。」ということ。ただ感情的に泣いているだけでは相手に伝わらない。相手に『期待』するだけでなく、具体的に『依頼』することが大切。これは、教える側も学ぶ側も、両者にとって大切だ。

自力と他力、という言葉がある。僕も3冊目の本で「最速で10倍の結果を出す他力思考」を上梓させていただいた。自ら定めた目標の達成に向けて、まず自力100%でやりきってみる。それでもできないなら、他力を借りる。自力でやってできないのに、そこで止まっていても現状は何も改善しない。ここで思考停止、行動停止してしまっている人もいる。他力はお金を払っただけでは活かせないことも多い。お金を払ったのだからやってくれるだろう、と一方的に期待するのではなく、具体的に依頼する。認識のズレがなくなるまで話し合う。ズレたらまた話し合う。こうして、自力×他力で自分を超えた目標を達成していく。

あなたが教える立場なら、受講生に対して一方的に教えるのではなく、あなたへの相談・依頼方法も具体的に伝えよう。あなたが学ぶ立場なら、遠慮せず、自分の目標達成のために、講師に相談・依頼しよう。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
あなたと一緒に、教え方・学び方を深めていきたいです。

THE ONE株式会社
代表講師 小林 正弥


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