バタートーストの極楽
*2021年6月加筆
どちらかというとシンプルなものが好きです。装飾より実用性の高いもの。
カバンや靴などの持ち物や、仕事のイラストレーションも。食べ物に関してはさらにシンプル好きで、はっきりしています。俗に言う「インスタ映え」とは対局にあるようなものを好みます。
ラーメンの場合、あれこれトッピングされたものだとスープの味が変わってしまい最低限のもので良いと思っていて、トッピングはライスのおかずにして早いうちに片付けてしまい、麺のみになったとき「やっと二人きりになれたね」という気持ちになるという感じです。
ケーキはスポンジとクリームだけで良いと思っています。ショートケーキにはいちごが入っていて、トッピングはもちろん内部までいち早くほじくり出して片付けてしまい(いちご自体は嫌いではない)、クリームだけになり初めて「さあ、やっと二人きりになれたね」です。息子はいちごにしか興味がなく、利害が一致しています。
最近マイブームとなっているのはバタートーストです(2019年頃)。バタートーストだけは家で試してもうまくいかないので、やはり喫茶店、それも雰囲気ある純喫茶のがとびきり美味いです。
まず家でやる場合パンをどれにしようか悩みまして、またバターをうまく均一に塗れないですね。冷蔵庫から出したバターはカチカチでなかなか溶けないわ、トーストは熱いわ。塗っているうちにトーストはぺったんこに潰れ、手はバターでギトギトという。陶器のバターケースに入れ常温保管することで上記の失敗はなくなりましたが、春から夏は溶けてしまうのでやはりカチカチ冷蔵庫です。事前に出しておけ?いやいやバタートーストはふいに食べるのが美味いのでね。待たされてまではちょっと。
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