5.条件分岐:3の倍数を♡にしよう
この章では条件分岐(if文)について学びます。
1から10までを繰り返して表示するプログラムを次のように変更してみます。
1から20までを表示します。
ただし、偶数の場合は数字ではなく「♡」のアイコンを表示します。
これを次のように考えてみます
まず、1から20までを表示することを考えます。
これは、3章で見た繰り返しを使います。
最初にnを0とします
1から20まで繰り返す
nに1足す
nを表示する
次にnが偶数かどうかを判断します
最初にnを0とします
1から20まで繰り返す
nに1足す
nが偶数のとき
ハートを表示する
それ以外
nを表示する
これをmakecodeで書いた例を示します。
「もし〜でなければ」は「論理」の中にあります。
それでは、次の問題に挑戦してください。
この問題も、まずは日本語で考えたメモを作って、どのように考えたのかを教えて下さい。
[問題 5-1]
1から20までの数字を表示してください。
ただし、3で割り切れる数の場合は数字ではなく「♡」を表示してください。
ヒント:「あまり」を求めるブロックは計算の中にあります。このブロックと論理の「くらべる」にあるブロックを組み合わせて、3の倍数かどうかを判断してください。
[問題 5-2]
1から20までの数字を表示してください。
ただし、3で割り切れる数の場合は数字ではなく「♡」を表示してください。
また、偶数の場合は数字ではなくスマイルのアイコンを表示してください。
なお、3の倍数が偶数の場合は「♡」とスマイルの両方のアイコンを表示してください。