プロポーズに入籍に転職。30歳で迎えた人生の転換期を考える
自己紹介
はじめまして。こんにちは。
だるまです。
2024年上半期が怒涛の日々だったので、転職活動の振り返りも兼ねてまとめていこうと思います。間違いなく言えるのが、人生における転換期でした。
2024年上半期のライフイベント一覧
プロポーズ
入籍
転職
今回の転職先は自身のキャリアの中で5社目のチャレンジになります。
そして、転職活動における戦績はこんな感じです。
ここまでがざっと2024年上半期にあったライフイベントです。
プロポーズは、職権濫用しまくって、その土地のアクティビティ事業者さんと一緒にプロポーズ大作戦を考え、指輪もパートナーがずっと欲しいと言っていたブランドを揃えたりと大変でしたが、間違いなく意思決定で悩んだのは転職活動だったので、具体的に書き記して行きます。
突如おこるキャリアの変化
きっかけはCSからsalesへの異動
2024年1月、年明け初めての出社日。
カレンダーを見ると、年末には予定されていなかったMTGが入っていました。そのMTGの最初の言葉は「異動です」というものでした。当時の部長からいくつかの理由が説明されましたが、正直なところ、ほとんど覚えていません。その瞬間に思ったことは、私が1人目のCSとして組織の立ち上げに関わっていたことや、ハイタッチで顧客と緊密に連絡を取り合って業務改善に取り組んでいたことでした。
やりがいを感じていたため、上司からの決定をただ受け入れることはできませんでしたが、「相談」ではなく、「報告」だったため、営業活動を日々行うことになりました。
しかし、営業活動をしていく中で、CSがやりたい気持ちが沸々と湧き上がってきました。ただ、上司にはCSに戻りたいとは言いませんでした。理由が私自身でも分からなかった為、他社の優秀なCSの方と壁打ちしようと考え、カジュアル面談の予定を5社程度組んでみました。
そこで、ひとつ気付きがありました。
私はCSとしては圧倒的に実力不足だということです。
これまでの基準が自分自身であったことや、経験の浅いメンバーも多かったため、自分は井の中の蛙になっていたのだと感じました。
これまでは、社内にも尊敬できて、ベンチマークできる存在がいましたが、組織の編成も大きく変わり、そんなベンチマークとなる人がいなくなってしまったのです。そんな時に見つけたノートがこちらです。
「自分よりはるかに経験豊富なプロ達に囲まれながら視座を上げて働きたい」という思いが分かりやすく表現されています。
本格的に転職活動開始
序盤"は"順調な滑り出し
そこから、カジュアルな面談だけでなく、人材エージェントとして活躍している友人に連絡を取り、本格的に転職活動を始めました。また、自身のキャリアで関わってきた方にメッセンジャーで直接メッセージを送ったりと積極的に活動していました。
そして、選考開始から2ヶ月ほどで、希望していた企業の最終選考まで進むことができました。事前に関係部署の数名とも接触し、仮に明日入社しても走り出しできる業務の理解度を持って当日を迎えました。
結果は、すぐに通知がありました。
お見送りでした。
失意から1ヶ月・・・
最終落ちから、1ヶ月の間、転職活動に対するやる気を失ってしまい、何もしていませんでした。中々いちからやり直すきっかけを掴めずにいた時に、普段は開かない(スカウト通知がえぐい為)ビズリーチを開いて、1番直近でスカウトが来ていた転職エージェントさんと面談を組むことにしました。
再出発@羽田空港にて
足りていなかったのは、実力ではなく、キャリア観
北海道への出張前、羽田空港のロビーで初回面談をしました。
面談中、意外な言葉をもらいました。
「実力不足ではなく、準備不足です」と。
よく聞いてみると、1次選考や2次選考ではこれまでの経験(再現性)を重視されますが、最終選考では経験以上に、将来のキャリアをどのように築いていくか(キャリア観)が重要だと教わりました。
特に20代後半から30代前半は、この考えがないと最終選考で落選する可能性が高いそうです。
どんなキャリア観?
初回面談から、面談を重ねていくうちに、将来的になりたい姿をイメージした時に、「こんな人になりたい」というよりも「こんな人になりたくない」ということが明確にありました。
そこで浮かんだのが、異動を決めた当時のマネージャーでした。
「構造的に捉え、仕組み化する力」
「エンプラ向けの顧客折衝スキル」
などビジネススキルという点は素晴らしいものの、
「部下には舐められたくない」
「自分の中にない答えは、不正解」
「現場感(プロダクトとマーケット理解)がなく、顧客を見ない」
マネージャーとしては尊敬できる点がなく、その結果人がついてこなくなり、組織が崩壊しました。
少なくとも、その人が持っていないものは自分は持っている。
ただ、その人が持っているものは自分は持っていない事で、
生まれる意見や考えが通らない歯痒さがありました。
だったら、自分がそのマネージャーの持っているスキルを身につければ、自分の好きなプロダクトや組織を強くできるのではないかと考えました。(ロールモデル的な存在)
この事をエージェントさんに伝え、一緒に作ったキャリア観は、
「組織を作り、再現性の高い構造力を身に着けること」でした。
今まで、「0→1、1→10フェーズ」での経験がほとんどでしたが、ある程度完成された組織「10→100フェーズ」でないと、型化や構造化は身に付けにくいので、今後の動きも明確になってきました。
転職活動終盤、最後の判断軸
1ヶ月で2社内定
再現性とキャリア観を手に入れた途端、順調に動き出しました。結果、数社受け、そのうち2社から内定をいただきました。どちらも人事組織領域の企業でした。今回は特定の領域にこだわらず、スキルセットが得られる環境を重視していたので特に意識していませんでしたが、深掘りされる中で組織に対する想いを強く伝えていたため、必然的な結果でもありました。
思考性と転職軸がぶつかる
内定が出たことで、新たな悩みが生まれました。過去の意思決定を振り返った時に、自分の思考性と今回の転職軸がぶつかってしまったのです。
内定をもらった2社は全く異なる環境でした。
1社は30人規模のスタートアップで、もう1社は300人規模の上場企業です。過去の意思決定を振り返ると、間違いなく前者を選ぶだろうと思っていました。しかし、オファー面談で改めて数名と話す中で、どこか消化しきれない気持ちがあることに気付きました。
悩んだ時は、まず、行動しよう。
参加したことで収穫がありました。
それは、今の自分にとって「どちらがチャレンジングな環境か」という基準で考えることでした。前者のフェーズは2社目でも経験しており、カオスな環境をどうにかできるイメージがありました。しかし、後者は今までの経験では超えられない壁が多く、より専門性が求められる領域でした。この基準で考えた時、答えはスッと出ました。
コンフォートゾーンから抜け出し、アンラーニングして新しいことに挑戦し続けることが自分らしい生き方だと改めて感じました。
人事組織領域への想い
心身ともに健康でいること
改めて振り返ると、今までの20人規模のカオス期のスタートアップでの経験や月100時間以上残業するような環境、今回のようなトップダウンな意思決定などの経験から、「組織」と「個人」がサステイナブルに働ける環境作りには心身ともに健康であることの必要性を強く感じています。
それをビジネスというスキームで仕組みで解決したいというのが会社員として働くことの意義なんじゃないかと思います。
タレントマネジメントに挑戦します
察しがいい方はどの会社で働くか分かるかと思いますが、タレントマネジメント領域のエンプラCSをします。タレマネがしたかったというよりも、組織課題と向き合っていくときの解決する"手段"がタレマネでした。
記載している通り300人規模の会社で配属されるチームは、直近1年間で出来た組織で、会社からの期待と今後の成長に必要不可欠なチームになります。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました!
この半年間を振り返ると、気持ちの浮き沈みや本業の全国出張に転職活動に副業にプロポーズに入籍に。1人では乗り越えられないことばかりでしたが、パートナーがいたからなんとか乗り越えてきました。
これからもきっと高い壁にぶつかる事があると思いますが、自分らしい生き方をしながら、2人で乗り越えていきます。
週明けからの新天地。頑張ります!!!!