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日常の中のWSD
「WSD Advent Calendar 2021」 13日目の記事です。
青学29期のちょなんです。
青学34期まっきー&青学6期ひめさんの記事に触発されて、「日常の中のWSD」をテーマとして記事を書きます。
ワークショップからちょっと離れて、WSDについて考えたくなり。
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主張と協調
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元WSD講師でもある勝部ちこさん&鹿島聖子さんの「主張と協調」には大きな影響を受けてます。動画の中でふれられている「主張と協調を同時に」が、いまいちピンと来ていなかった。最近、1on1やコーチングの傾聴を学ぶ中で、全方位傾聴と出会い「聴きながら、共感する自分の心を捉えること」が「主張と協調を同時に」につながるのでは?と考えていた。
聞く(内的傾聴)と聴く(集中傾聴、全方位傾聴)の使い分けなど、「聴く」ことの奥深さよ。そして「聴く」ことの中では「主張と協調」が働くため、「聴く」こと自体が「自己開示」につながるのもいい気づき。丁寧に聴くことで自分のあり方が引き出される。
個性や多様性を尊重するWSD。一番大事にしたいのは自分の個性。
コーチングで自己認識を深める時間も大事。
会議の小ネタだと、「チェックイン」や「アジェンダをつくらない」ということを試している。
「チェックイン」は会議の場でも有効で、チェックインを入れることでまず一人ひとりが自分のことを話す時間がつくれる。自分のことを話す機会があると、会議の中で一人ひとりの発言が出やすくなる。関係性づくりも進みやすい。
「アジェンダをつくらない」は、メンバーの自主性を引き出したい場で有効。「アジェンダをつくる」というのは「作り込まれたプログラムデザイン」のようなもので、デザインした人間の意図や期待が場を支配してしまうことがある。「アジェンダをつくらない」ことで、メンバーに場を委ね自主性を引き出すことができる。(合わせてパッシブリスニングなど、自主性を引き出すファシリテーションも必要になる)
F2LO
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Teamsチーム、Slackチャンネル、Facebookグループなどの小さなコミュニティでもF2LOの考え方は使える。
雑談チャンネル/雑談スレッドでは、目的に沿った投稿をすることで「LとOをつなぐ」ことができる。メンションやコメントで「(自分含め)LとLをつなぐ」こともできるし、リアクションも小さな「LとLをつなぐ」と言える。
FacebookイベントにもF2LOの考えは使える。
カバー画像や説明文にに、ファシリテーター情報を含めることで「FとLをつなぐ」ことができる。説明文にコンセプトを書き、興味を持つ友達を招待することで「LとOをつなぐ」こともできる。参加者を含めたメッセンジャーグループをつくることで、「LとLをつなぐ」「FとLをつなぐ」こともできる。
環境デザイン
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メッセンジャーグループのテーマや、Zoomの仮想背景は、場に合わせて変えることで「環境デザイン」にも使える。
仕事内容により働き方が変えられるコワーキングスペースや、仕事内容によって仕事BGMを変えることは、自分のワークスペースの「環境デザイン」と言えるだろうか。
協働とあり方と根源的能動性
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体験学習の場でもあるので、ワークショップにつながるけど、チームやプロジェクトのふりかえりは「協働」の機会であり「正統的周辺参加」「発達の最近接領域」が働く場でもある。リフレクションにより「自明性」そして「あり方」が育まれていく。
こども向けワークショップは、こどもを通して「こどもの頃の自分」を思い出すいい機会になり、根源的能動性を思い出す場でもある。根源的能動性は、あり方の深い部分とつながっている。
駄文を書き殴ってしまったので、あとで書き直すかも・・・。
今年の心が動いた瞬間写真展
青学WSDのeラーニングでお馴染みな中野民夫さん。eラーニングの終わりに好きなギターを弾いている姿が印象に残る。昔、阪大WSDの講義でもギターを弾いていたとか。そんな中野民夫さんリスペクトな最後に好きなことをするコーナー。
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