見出し画像

業務の進捗管理ツール

台帳には、業務の記録を管理する「業務日誌」という機能があります。
入退社の手続き依頼があった際に、「いつ」「誰が」「どのような経路で」依頼があったのか、そしてタスクが最後まで完了したのかを確認するための機能です。

私自身の体験
平成20年頃に誕生したこの機能は、私が社労士として開業していた平成25年頃にもよく活用していました。
東京で活動していた私は、顧問先からの手続きを本社(愛知)に伝えることが多く、メール・電話・Chatworkなど、どのような経路で依頼が届いたのかを伝える必要があり、業務依頼ツールが不可欠でした。
また電子申請の一覧画面で進捗をチェックするのは時間がかかり、公文書の送付や雇用保険・健康保険番号の登録など、タスク完了までの確認作業も煩雑でした。
そのため、台帳の業務日誌を活用し、進捗管理をしていました。さらに月に一度、業務日誌のデータをエクスポートし、Excelで漏れをチェックしていましたが、業務日誌があったおかげで、離れた場所でも業務を共有できていました

業務日誌の課題

ある10名規模の社労士事務所の職員から、こんな声を聞きました。

  • 「業務日誌は便利だけど、全員がルールを守らないと活用しきれない」

  • 「入社手続きの際、業務日誌と事業所台帳の両方にデータを登録するのが手間」

  • 「『仕事のための仕事』になっている気がする」

確かに、ルールが徹底されないと登録漏れが発生し、業務の進捗が不明瞭になることもあります。

「新プロ」で業務進捗管理をさらに効率化

社労士事務所にとって、最も業務量が多いのが 入退社手続き です。
業務日誌はタスク管理のために開発されましたが、必ずしも専用のタスク管理フォームを使わなくても、進捗をチェックする方法があると気づきました。

例えば、
従業員データの〇〇〇〇のデータ を照合することで、手続きの漏れを発見できる
電子申請の予約送信 を活用すれば、ある程度の手続き漏れを防げる

新プロでは、業務日誌のような業務カードを利用しなくても手続きの漏れを防げれるよう、開発を進めていきたいと思います!!

いいなと思ったら応援しよう!