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身体というコロニー、僕のマイクロバイオーム論

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1990年前後からのテクノロジーの進歩は生命の研究を変えた。電子顕微鏡とDNA・RNA解析は従来の生命論では説明できない現象を見つけたのだ。そして、社会科学にも英j今日は及ぶ。少…
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#認知症

パブリックの研究:アルツハイマーに特効薬など無い。毎日の食事こそが重要だ。

パブリックの研究:アルツハイマーに特効薬など無い。毎日の食事こそが重要だ。

「アミロイドβ」がアルツハイマーを始めとする認知症の原因と医者は言う。これは患者の脳細胞に溜まっている物質を「原因」と考えているのだ。何という単純で素朴な仮説であろうか。

いまアルツハイマーで苦しんでいるヒトがどれだけいるだろうか?製薬会社は、おお喜びで新薬をつくる。

健康というパブリック(誰もが望むもの)から金を吸い上げるのだそしてパブリックが金を吸い上げるために必要なのが「権威」である。皆

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父と暮らす:父のメタモルフォーゼ 細胞からみた「分子栄養学」

父と暮らす:父のメタモルフォーゼ 細胞からみた「分子栄養学」

2019年7月位から、90歳の父は一切食事を摂らなくなった。8月末に突然起き上がって家に来た。10k以上痩せていた。まるで何もなかったように夜は一緒に一杯やった。

私たちの「身体というコロニー」で生きる細胞達は毎日死んでいく。そして「お代わりの出来ない臓器」が今の状態を維持できなった時にトリアージュが起こる。生き残れる細胞が残るために細胞の間引きが起こり新たな父の姿にメタモルフォーゼしたのだ。蛹

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