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身体というコロニー、僕のマイクロバイオーム論

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1990年前後からのテクノロジーの進歩は生命の研究を変えた。電子顕微鏡とDNA・RNA解析は従来の生命論では説明できない現象を見つけたのだ。そして、社会科学にも英j今日は及ぶ。少…
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#お家が一番

木蓮の取り木:愛しの南方熊楠先生、生命の「律」を見つけた精神

木蓮の取り木:愛しの南方熊楠先生、生命の「律」を見つけた精神

少し前に、庭の木蓮を切った。隣の家にでていて、秋になると沢山葉を落とすのでなんとかしなければならなかった。

庭の木蓮を切った

梅の取り木で「ネメデール(根芽出る)」という薬剤を買った。木の幹から皮を剥がして、「ネメデール」して水苔で覆うと、そこから根が出る。3ヶ月くらいしたら幹を切って時に下ろすのである。

切った木蓮にはもう芽がついていた。取り木が出来ないかやってみることにした。木蓮はただ水

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干し物の研究:野菜は干すと美味しくなる

干し物の研究:野菜は干すと美味しくなる

先日、素敵な方のページでキュウリや大根、レンコンと言った野菜を干すことを知った。干してから炒めたり天ぷらにしたりするといいという。

アッと思ったのだ。

いろいろな調理で干すということは多くあるのだけど、その工程を「調理」と考えていなかったのである。目から鱗が落ちるというのはこのことなのだ(昔の人は鱗をコンタクトレンズにしていた=嘘)。

「干す」というのは水分を飛ばし発酵(=腐敗)を始めるそし

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コロナ向け「mRNAワクチン・ウイルスベクターワクチン」ってなんだろうか?殺人ワクチンで金儲けするインチキおじさんたち。

コロナ向け「mRNAワクチン・ウイルスベクターワクチン」ってなんだろうか?殺人ワクチンで金儲けするインチキおじさんたち。

ワクチンというのは、長い歴史を持つ。そもそも民間療法として、患者からうつしてもらうことで軽度に済むなどという経験則があり、それを医学が盗んだのである(笑)。

実質的にこのお話の続きです。

先日、日経メディカルのワクチンについてのアンケートを読んでいたら、医療従事者が結構怖いから打たないと答えていて面白かった。

最初、コロナウイルスに対応したワクチンをつくると聞いたときは、普通のワクチンなんだ

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生命であること、ともに生きるということ

生命であること、ともに生きるということ

鈴木農園さんの事を知ったのはすこし前。小豆島で養豚をなさっている。ブタさんたちとの毎日を綴っている。養豚場だから、「死」とも向き合う。共に生きて、喜びを感じて、最後は死に向き合う。それは当たり前のことだったのだ。そしてその言葉は素晴らしい。

私達は、この50年で見たくないものを施設や病院に隠し「不老不死」になったつもりであるだろうが、大きな間違えである。無論、私達が望み、専門家はその望みをフェイ

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